打席に立つ機会がない時から、毎日素振りを繰り返す。日頃の地道な努力が、突然やってくるチャンスに花開く原動力になるのです。
sioのスタッフには、そんな日ごろからの自己研鑽を欠かさない職人気質を感じました。自分のやるべき仕事をきちんとこなして、日々成長する姿勢です。
だからオーナーシェフがいなくなっても動揺せず、前回お邪魔した時よりも、むしろ生き生きと働いているようにさえ感じられたのです。
仕事をしていて、チャンスに恵まれないと、すぐにふてくされて努力を止めてしまう人がいます。
一方で、周囲からの評価に関係なく、コツコツと努力を続けられる人もいます。
突然のチャンスがやってきたとき、どちらが成功するかは明らかです。
野球の試合で、いきなり代打を告げられるように、仕事で責任のある役割を与えられた時、躊躇なく受けられるよう常に準備をしておく。
成功を掴むためには、毎日の「素振り」を欠かさないことが大切なのです。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年8月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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