店頭に持ち込むだけで買取が可能で、トラブルの心配が少ないことから、フリマアプリが普及した現在でも「買取店」には根強いニーズがあります。その中でもリユースショップ「セカンドストリート」は店舗数が多く、利用しやすい店舗の1つ。
しかし、リユースショップ「セカンドストリート」について、一部ネット上から「買取価格がひどい」という噂が上がっています。
実際に品物を売るとき、定価の何パーセントくらいの買取価格になるのか気になるところですよね。自分が期待した買取金額と実際の買取金額のギャップが大きいほど、「買取金額が低すぎる」という悪い口コミに繋がってしまうこともありえます。
そこで、今回は実際に商品の定価とセカンドストリートの買取参考価格を調べてみました。また、買取不可となる条件、品物を高く売るコツなどについても解説します。
セカンドストリートの買取価格は本当にひどい?買取価格の目安
セカンドストリートの買取価格は本当に「ひどい」と言われるほど安いのでしょうか? 買取価格の目安を調べてみました。
服の場合 | 状態Aで定価の10~30%前後
とはいえ、この参考買取価格はあくまで状態Aのコンディションでの目安となっています。
買取アップキャンペーンでは査定額アップ:2023年のキャンペーンはいつ?
買取アップキャンペーンでは一部ブランドなどを対象に、査定額が20%ほどアップします。
参考元:セカンドストリート「【一部店舗・WEB同時開催】対象ブランド買取キャンペーン開催のお知らせ」
セカンドストリートで買い取ってもらえないものや査定額が低くなる条件とは
「状態A」のブランド品や家電であれば、ある程度まとまった買取額になります。
一方、「状態B」や「状態C」であれば、買取価格は状態Aの半分以下になることがあります。セカンドストリートでは以下のような条件に合致すると、買取不可、または査定額が減額となるので持ち込む前にチェックしましょう。
製造から一定期間が過ぎた家電
セカンドストリートでは買取する家電を基本的に「製造から10年以内」のものに限っています。つまり、製造から11年以上経過した家電は買取してくれません。そのほか暖房機(熱を発するもの)は6年以上前に製造された品物、プリンターは4年以上前の製造品は買取不可となっています。
また、パソコンについては、ノートパソコンはWindows XP 以前の製造品、macOS 10.6 以前の製造品、ChromeOS搭載の製造品が買取不可となっており、デスクトップパソコンはWindows8 以前の製造品、macOS 10.7 以前の製造品、ChromeOS搭載の製造品が買取不可となっています。
特定のマークや表記がない商品
家庭用圧力なべ、家庭用圧力がま、幼児用ベッド、携帯用レーザー応用装置、石油暖房機などについては、消費生活安全法上の「PSCマーク」がついていないものについては買取不可となっています。
これらのものを持ち込みたい場合はPSCマークが付いているか確認しましょう。
法令により取扱できない品物
さまざまな法令により取り扱うことができない品物も買い取ってもらえません。
広範囲に渡るため、代表的なものを列挙します。
・偽造ブランド品、海賊版DVD(不正競争防止法、商標法)
・アマチュア無線、業務用トランシーバー(電波法)
・低周波治療器、血圧計などの医療機器に該当する品物(医薬品医療機器等法)
・名前や住所が書かれた個人が特定できる品物(個人情報保護法)
衛生上の懸念がある品物
衛生上の懸念がある品物も買い取ってもらえません。たとえば使用済みの水着や下着、シェーバー、電動歯ブラシ、ウォシュレットは買取不可となっています。
状態が悪いもの
態が悪いものは査定額減額、または買取不可となります。服であれば、ファスナーなどが破損しているものや、目立つシミや汚れ、破れがあるものは買取不可になります。
セカンドストリートの店頭買取への基本的な申し込み方
セカンドストリートの店舗で買取を申し込む方は、「家の近くにセカンドストリートがあるから」「処分したい服や家電の数が多いのでまとめて買い取ってほしい」といった理由から店頭での買取を希望しているのでは?
セカンドストリートの店舗へ売りたい品物を持ち込んで、店頭買取してもらう基本的な手順は以下の通りです。