目次
「苦言を呈する」とは
まとめ
「苦言を呈する」とは

最後に日常生活でも頻繁に耳にする「苦言を呈する」という表現について見ていきましょう。
ここからは「苦言を呈する」の意味についてまとめます。
「苦言を呈する」の意味
「苦言を呈する」とは言いにくいことをあえて告げることです。
これは相手のことを思いながらも正直に伝えることを言う表現となるのが特徴です。
例えば、自慢したがる友人に指摘する例を見てみましょう。
本来ならその自慢も聞き流すくらいがちょうど良いと言えます。
しかし、他の友人もそのことについて迷惑に思っているかもしれません。
その際、あえて「あまり自慢すると嫌味に聞こえるよ?」と指摘することをいわゆる「苦言を呈する」と言うわけです。
これらは「相手のことを思って」というニュアンスが前提となることを覚えておきたいです。
「呈する」のは悪口ではなく厳しい言葉
あくまでも「呈する」のは悪口ではなく厳しい言葉となると覚えておきましょう。
単に不真面目な部下に対して「君は本当にダメな奴だな」と伝えることを「苦言を呈する」とは言いません。
逆に「君は才能や能力があるのだから真面目に頑張るべきだ」と伝えるのは「苦言を呈する」と言えるでしょう。
このように見るに見かねる行為や誤った言動に対して、あえて厳しい言葉を伝えることを「苦言を呈する」と言います。
逆に単なる誹謗中傷は「呈する」とは言いません。
あくまでも相手のことを思って放つ言葉となるということです。
そこは勘違いしないようにしておきたいです。
「苦言を呈する」のはどの立場の人?
ちなみに「苦言を呈する」のは立場が上の人となります。
立場が下の人が言うのは失礼に当たるので気をつけましょう。
基本的には上司など立場が上の人が使用する言葉となるわけです。
ただ、例外的に逆に立場が下の人が「疑問を呈する」ことはあります。
苦言であれば「上司⇒部下」となりますが、疑問であれば「部下⇒上司」も成り立つということです。
例えば、上司のセクハラやパワハラなどに対して部下が異議を唱えることを「疑問を呈する」と表現することもあります。
その場合は立場が逆転することもあるかもしれません。
昨今は既存の風潮に対して異議を唱えることを「疑問を呈する」と表現することも覚えておきましょう。
まとめ
「呈する」は特定のものを贈ることを意味する言葉です。
もしくは特定の状況を示すという意味も持っています。
そこは使用される状況によって変わります。
これらは「苦言を呈する」のように使用されることも多いです。
この場合、目上の人が目下の人に向かって使用します。
逆に「疑問を呈する」などは立場に関係なく使用されることもあります。
そこは状況によって使い分けましょう。
提供元・FUNDO
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