Androidのスマホ端末の機種変更・買い替えをいつおこなうべきかお困りですか?端末の故障以外の買い替え時期・寿命の原因にバッテリーの劣化があります。面倒なデータ移行をせず何年も同じスマホを使いたい方へ。バッテリーの寿命サインや長持ちさせる方法も解説します。
目次
はじめに:スマホの買い替えはいつ?寿命と原因
厚生労働省の統計から見る日本人のスマホの寿命
はじめに:スマホの買い替えはいつ?寿命と原因
スマホの寿命はバッテリーか本体どちらが先?
今使っているスマホに満足していますか?動作が遅いと感じたり、AndroidOSのバージョンが足りなくて使えなくなってしまったアプリが増えてきて困っていないでしょうか。中には電源が入りにくくなった・使っている途中で再起動がかかってしまうなど端末故障が起こっている方もいるのではありませんか?そんな場合はスマホの買い替え時期が来ています。
スマホバッテリーの寿命を伸ばす方法も解説
これらのスマホでの不都合を感じる原因はバッテリーや端末本体の寿命に関係することが多いです。バッテリーや本体寿命を今まで以上に長持ちさせる方法は存在します。
できれば故障しなければ何年でも使い続けたいスマートフォン。バッテリーの寿命を長持ちさせ伸ばすために簡単にできる方法や、端末本体の故障を少なくするちょっとした豆知識を解説していきます。
厚生労働省の統計から見る日本人のスマホの寿命
日本人はどのくらいの頻度でスマホを買い替えているのでしょうか。それには国勢調査が役に立ちます。
ここは厚生労働省が発表している最新の消費動向調査に基づいて日本人のスマホ購入・買い替え状況をご紹介するコーナーです。平均値のみ公開されていますので、多くの人がどうしているのかを簡単にしることができます。
厚生労働省の消費動向調査で調べた買い替え基準
令和3年3月に発表された厚生労働省の消費動向調査内には令和2年4月から翌年3月までの期間を対象におこなわれた、耐久消費財(寿命がある電化製品)の買い替え調査が一覧となっていて、その中にはスマートフォンも入っています。
こちらをまだご覧になっていない方のために、ここではスマートフォンを何年使っているのか・買い替えを日本人(2人以上の世帯調査)がどのような割合でどういった理由でおこなっていたかをご紹介しましょう。
日本人のスマホの買い替えは4.3年平均
令和2年から3年3月までスマートフォンを買い替えをおこなった人の買い替え前のスマホの使用年数平均は4.3年でした。平均ですのでこれよりも早く買い替えた人も長く使った人もいるでしょう。
ネット調査でもほぼ同割合の買い替えが伺える
この数字をより実際に近づけるために英国の大手モバイルテックサイトの調査(2021年9月13日現在:投票人数6447人)と照らし合わせてみると、スマホ(Androidに限定)は1-3年で買い換えるという人が過半数(50%)を締めていたので、日本の消費動向調査の何年使ったかの平均値もそれほどずれたものではないことがわかりますね。
スマホの寿命を感じた理由1位は故障
また消費動向調査の中には買い替えの理由もありましたが、こちらは故障による買い替えがトップでした。しかし上位品目への交換のためというのもそれほど数字が違わないことも見逃せません。
この2つの数字をあわせると約6割以上の人の買い替え理由となり、故障ではないがスマホの寿命を感じて買い替えたという人が、過半数以上であることは火を見るより明らかなことがわかりますね。
なぜ上位品目への移行が寿命と考えられるのか
上位品目への買い替えを寿命に入れたのには理由があります。それにはAndroidスマホのアプリアップデートの保証期間が3年の物が多い(近年はもっと多いメーカーも見られるが一般的には3年で一区切りとなるスマホが大多数)からです。
それ以降はアップデートができず、最新の機能を求めるのであれば買い換える必要がある=実質古いスマホの寿命であったと感じる人が多いためです。