目次
3. マリンワールド海の中道の見どころ1:ラッコのリロくん
4. マリンワールド海の中道の見どころ2:イルカショー
3. マリンワールド海の中道の見どころ1:ラッコのリロくん
マリンワールドで大人気のラッコのリロくんは外せません。マリンワールドで長年展示されているラッコですが、実はとても貴重な存在なんです。
国内で200頭以上のラッコを飼育していた時期もありましたが、ワシントン条約でラッコの海外輸出禁止が決定して以降、ラッコは日本へ入国できなくなりました。
現在、日本にいるラッコは全部で3頭。うち2頭は三重県の鳥羽水族館で過ごしています。そのため、九州でラッコに会えるのは、マリンワールド海の中道だけ。
リロくんは、入口のエントランスを抜けてすぐの場所(ショープールの隣)で、くるくると泳ぎ回っています。
水槽前には常にお客さんがいて、リロくんのかわいらしい姿を写真におさめようとカメラを真剣に見つめていました。
リロくんの色々な姿を堪能したい方におすすめなのは、毎日12時30分から始まるお食事タイムです。
飼育員さんがリロくんにエサやりをしながら、ラッコの生態について教えてくれたり、リロくんの芸を見せてくれたりします。
とても人気で、ショーが始まる前に場所取りをしているお客さんもたくさんいました。
リロくんは、2007年3月30日生まれ。人間で言うと70代くらいのおじいちゃんです。
コロナ規制が緩まり県外移動が可能になった2023年の生誕祭には、300人以上ものファンが駆けつけました。12時30分からのイベントを見るために、開演直後(9時30分)から場所取りをしている方もいるほどなのだそう。アイドル並みの人気です。
お誕生日記念に発売したフォトブックは、完売・増刷を繰り返すほどの人気商品だそうです。
リロくんと絆の深い飼育員さんだからこそ撮れる表情が満載で、筆者もリロファンになってしまいそう。
マリンワールドに訪れたら、ぜひ、超人気アイドルのリロくんに会いに行きましょう!
フォトブックは館内のお土産屋さんでだけでなく、オンラインショップ公式ページでも販売しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
【見どころ1:ラッコのリロくん】
- 会える場所:入口付近、ショープール横の水槽(2F)
- お食事タイム:12時30分から
- グッズ購入場所:館内お土産屋さん&オンラインショップ
4. マリンワールド海の中道の見どころ2:イルカショー
続いての見どころは、2階から1階にまたがるプールで開催されるイルカショーです。
公演は1日3回。1回30分程度のショーで、アシカやイルカ・クジラが華麗でダイナミックな技を披露します。
青いプールの後ろに見える博多湾と小さなビル群は、まるで一枚の絵のようです。目の前に広がる非日常っぽい風景に、これから始まるショーへの期待が高まります。
ショーは、
- アシカショー
- イルカとゴンドウクジラショー の順番で進みます。
イルカたちの息のそろったジャンプが披露されるたび、筆者は「うわぁ!」と声をあげていました。
ショーで一際大きな歓声を浴びていたのは、クジラの一種であるコビレゴンドウのユキちゃん。
ユキちゃんは、日本国内最長の飼育日数を2014年に達成しており、現在も飼育日数の最長記録を更新し続けています。
大きな体とつぶらな瞳のバランスが魅力的な、マリンワールドの人気者です。
ユキちゃんがダイナミックなジャンプをするたび、大きな歓声が上がります。
季節によってショーの台本は変化するため、さまざまな演出を楽しめます。
ちなみに、夏の期間は水をたくさん飛ばして、暑さを吹き飛ばす演出が用意されているそうです。
ステージ近くにあるオレンジのゾーンには、たくさん水が飛んできます。
水しぶきを避けたい場合は、ブルーのゾーンに座ると良いでしょう。
ズブ濡れになったとしても、迫力あるイルカショーを楽しみたいという方はオレンジのゾーンにお座りください。イルカたちの華麗な技と容赦ない水しぶきが楽しめます。
【見どころ2:イルカショー】
- 会える場所:ショープール(2F/1F)
- 1日のショー開催回数:3回
- 1回の公演時間:約30分
ショープールより間近でイルカの姿を見てみたい方は、ぜひ「かいじゅうアイランド」を訪れてください。