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アウトバックキャンプの様子
アウトバックキャンプの必須アイテム
アウトバックキャンプの様子
全部で6泊7日のキャンプ旅行でしたが、前半はアウトバックというよりは田舎町の有料キャンプ場に泊まっていたので、宿泊場所のキッチンやトイレ/シャワーを使用していました。
そしていよいよ後半に、ある道路のそばでアウトバックキャンプをすることになりました。
この道路は2つの町を繋ぐだけのものですが、その距離300km。その300km間には店どころか家もありません。道路は未舗装で、もちろん街灯なし、携帯の電波も全く入らず、対向車を見かけることもほぼなし。こんな状況でカンガルーでも飛び出てきて事故に遭ったらどうしようもありません。
暗くなる前に次の町に到着できる感じがしなかったので、夕方前には道路から少しそれた所にあるスペースにキャンパートレーラを広げて宿泊しました。
夜は漆黒の闇になるので、その前に早めの夕食。
内陸部の冬の朝晩は0℃以下まで冷え込むこともあるので、焚火は必須。持参した薪も使いましたが、周りに落ちている枯れ木も追加使用しました。
ブッシュファイヤーの懸念があるので焚火には厳しいオーストラリアですが、西オーストラリア州だと冬は禁止エリア以外ならばOKなのです。(冬とはいってもエリアによって焚火可の期間が違うので事前に調べることが必要)
夜食には焚火でジャガイモを焼いて、ジャガバタとして食べました。
夜食を終えると焚火を見つめながら団らん、そして20時過ぎには就寝。
朝は愛犬の散歩のために6時起床。寒くてなかなかベッドから出られませんでしたが、外にはまだ月が見えました。
朝食を終えた後、夫がシャワーを浴びようと準備をしていましたが、私はあまりの寒さに拒否。しかし結局、夫も1人のために手間がかかり過ぎるとのことで、今回は断念。ということで、キャンパーを畳んで町をめざしたのでした。
アウトバックキャンプの必須アイテム
辺りに何もないアウトバックに行くにあたって食料や水を多めに準備するのは当たり前ですが、意外と忘れがちな必須アイテムがあります。
紙の地図
Googleマップなどのナビゲーションサービスに頼ることの多い現代ですが、アウトバックに行くとインターネットが繋がりません。GPSに頼ることも可能かもしれませんが、ディバイスの充電切れや故障などのアクシデントが考えられます。
そういうことを考えると、紙の地図ほど頼もしいものはありません。
私たちは西オーストラリア州の地図の本を持ち歩いており、これまでも何度もこの本に救われました。
トランシーバー
今回の旅では持って行っていませんでしたが、携帯電話が入らないところがほとんどなので、もしものときのためにトランシーバーの必要性を感じました。
防寒具
内陸部の冷え込みは想像以上に厳しかったです。朝起きたら霜が降りているなんてこともあったので、ヒートテックなどのインナーや厚手のジャケット、ブランケットなど想像以上の寒さを想像して持って行った方が快適に過ごせます。余裕があれば湯たんぽがあってもいいと思いました。