目次
3. ツァリーツィノ
4. コローメンスコエ

3. ツァリーツィノ

1776年に女帝エカテリーナ 2 世がこの土地を気に入り、宮殿を建て始めましたが、エカテリーナ2世が亡くなった後、そのまま宮殿は放置されました。2007年に復元が終わり、公開されるようになりました。ツァリーツィノ公園の敷地は100ヘクタール以上あります。

【モスクワ】無料公開日を利用して、お得に観光しよう
(画像=『たびこふれ』より引用)

ツァリーツィノにある宮殿、温室、オペラハウス、パンの建物など7か所の博物館が無料となります。有料日にこの7か所に入場するには、1,165ルーブル(約1,980円)かかるため、無料の日に訪れるとかなりお得です。敷地内も広いので、すべてを見るのに1日かかります。

また、春、夏は、気候もよく敷地内を散歩するのも楽しめます。ベビーカーを押して散歩中のモスクワっ子や、芝生に座って、絵を描いている学生などもいます。秋(10月上旬~中旬くらい)は、黄金の秋といって、木々の葉が黄色くなる時期があります。その時期の散歩も美しくて楽しめます。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

ツァリーツィノ

  • 住所:Dol'skaya Ulitsa, 1, Moscow, 115569
  • TEL:8(495)322-44-33
  • 最寄り駅:ツァリーツィノ駅(2号線・緑色の地下鉄)、ツァリーツィノ駅(MCD2モスクワ中央径線)
  • 無料日:毎月第3週の水曜日

  • 音声ガイド(英語):入口~中心まで,中心~奥まで,宮殿博物館内

4. コローメンスコエ

コローメンスコエ村は、1339年に初めて歴史的文書に登場しました。256ヘクタールの広さがあります。1667年に建てられたミハイル・アレクセイヴィチ・ロマノフの木造宮殿は、設計図が残っていたので、復元することができました。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

こちらの塔にのぼって、景色を楽しむこともできます。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

世界遺産にもなっている1528~1532年に建てられた昇天教会もあります。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

この他に、モスクワから北へ約1,000km離れているアルハンゲリスク州にあったピョートル大帝の小屋や

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(画像=『たびこふれ』より引用)

木造建築も移築して、見学できるようになっています。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

敷地内の建物のそれぞれで入場料がかかり、有料の日に行ってすべてに入ると2,550ルーブル(約4,335円)もかかってしまうので、無料の日に行くと、ものすごくお得です。

私は、3月に出かけてみましたが、雪が残っていて歩くのが大変でした。雪道に慣れていない人は、雪がない時期に訪れることをおすすめします。4月には雪がすっかりとけ、5月はライラックの花が咲いていて、敷地内を散歩するのも気持ちよかったです。

また、蜂蜜市などのイベントも行われる時期があるので、お出かけの際はイベントもチェックしてみてください。

コローメンスコエ

  • 住所:Andropova Ave, 39, Moscow, 115487
  • TEL:8(499)615-27-68
  • 最寄り駅:世界遺産の教会やピョートル大帝の小屋へ行くのならコローメンスコエ駅(2号線・緑色の地下鉄)、ミハイル・アレクセイヴィチ・ロマノフの木造宮殿に行くのならカシールスカヤ駅(2号線・緑色の地下鉄、または、大環状線)、アルハンゲリスク州などから移築した木造建築に行くのならクレノーヴィイ・ブリヴァール駅(大環状線)
  • 無料日:毎月第3週の金曜日

  • 音声ガイド(英語版):アレクセイ・ミハイロヴィッチ・ロマノフの宮殿,ピョートル大帝の小屋や世界遺産の昇天教会など,クレノヴィイ・ブリヴァール駅に近い部分