こんにちは!モスクワ在住のチェブラーシカです。
皆さんは、「無料」という言葉が好きですか?私は、好きです。日本ではあまり見かけませんが、モスクワ市では、1か月に1回、無料で博物館や美術館が公開される日があります。現在、航空券がものすごく高くなっているので、無料公開日をチェックして、少しでも安く観光しようと考えていらっしゃる方は、ぜひご一読ください。
目次
無料公開日とは?
え!これが、無料!とお得に感じる博物館情報
無料公開日とは?
モスクワ市では、毎月第3週(月曜日始まりで15日がある1週間)の決まった曜日に、無料で公開される博物館や美術館があります。
>>モスクワ無料週間についての公式サイトはこちら
モスクワに住んでいる人たちの文化レベルを上げ、博物館や展覧会が身近になるようにと2019年から毎月無料で公開されるようになりました。
どんな博物館が無料になるか、文学、音楽、美術などの分野ごとに一部を簡単に紹介します。
文学
- マヤコフスキー(2か所)
- ツヴェターエワ
- オストロフスキー
- エセーニン(3か所)
- プーシキン文学博物館
- プーシキンの家
- プーシキンのおじさんの家
- ツルゲーネフ>
- ベールイ
- ゴーゴリ
- ブルガーコフ(2か所)
理科
- ダーウィン
- ティミリャーゼフ生物学博物館(2か所)
- 宇宙飛行士博物館
歴史
- パノラマ博物館
- ソビエト・ロシアの英雄博物館
- 強制収容所博物館
- ツァリーツィノ
- コローメンスコエ
- イズマイロヴォ
- クスコヴォ
音楽
- スクリャービン
- 楽器のガルモーシュカ
美術
- ネステレンコのギャラリー(チェーホフが住んでいた家)
- 現代美術博物館(7か所)
- マルチメディア美術館(2022年9月13日から修復のため閉館中)
- トロピーニンのギャラリー
- グラズノフの美術館
これは、すべてでなく一部です。今、紹介した中で、興味がある博物館があれば、日程を考える時の参考にしてください。
え!これが、無料!とお得に感じる博物館情報
「無料で公開するということは、展示内容はたいしたことがないでしょ。」と思う方もいるかもしれません。たしかに、展示品が少なく、お金を払って見る気はしないという所もあります。しかし、中には、こんなに素晴らしく、たくさんの展示品を無料で見られたと、ものすごくお得に感じる博物館もあります。また、通常に入場すると、1,165ルーブル(約,1980円)かかるところが、無料で見られる場所もあります。
私が見た無料博物館の中で、これは、お得と思える博物館を4つ紹介します。
しかも、この4つの博物館には、無料の音声ガイドのサイトもありますので、そちらも紹介します。音声はロシア語だけでなく、英語もあります。残念ながら日本語はありません。現地でスマホから音声を聞きながら見学をすることもできるし、ロシアに行く前から予習にも使えます。また、帰国後に復習としても使えます。さらに、今すぐロシアに行きたいけれども行けないという方々は、自宅で音声を聞きながらオンラインで楽しむこともできます。