フェアレディZの2024年モデルが発表。420ps/53.0kg・mにまで出力アップした3リットルV6ツインターボエンジンを搭載するフェアレディZ NISMOを新設定
(画像=▲高性能バージョンのフェアレディZ NISMOはドライブモードにNISMO専用のSPORT+モードを含む3モードを設定。エクステリアはいっそうのダウンフォースの発生を主眼に置いてボディの空力性能を向上させる、『CAR and DRIVER』より引用)
フェアレディZの2024年モデルが発表。420ps/53.0kg・mにまで出力アップした3リットルV6ツインターボエンジンを搭載するフェアレディZ NISMOを新設定
(画像=▲ターボのブーストアップとともに電動ウエストゲートバルブの制御を変更し、合わせて気筒別点火時期制御なども組み込んだ専用チューニングのVR30DDTT 型2997cc・V型6気筒DOHC直噴ツインターボエンジンを搭載。最高出力は420ps/6400rpm、最大トルクは53.0kg・m/2000~5200rpmを発揮、『CAR and DRIVER』より引用)
フェアレディZの2024年モデルが発表。420ps/53.0kg・mにまで出力アップした3リットルV6ツインターボエンジンを搭載するフェアレディZ NISMOを新設定
(画像=▲径を拡大したNISMO専用ダンパーとばね定数を最適化したスプリングおよびスタビライザーを装備。制動機構には専用4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキ(前4ポッド/後2ポッド)+スポーツパッドを配する、『CAR and DRIVER』より引用)
フェアレディZの2024年モデルが発表。420ps/53.0kg・mにまで出力アップした3リットルV6ツインターボエンジンを搭載するフェアレディZ NISMOを新設定
(画像=▲専用フロントクロスバーを追加してフロントエンドを補強するとともに、リアにも専用ラゲッジアンダーブレースと専用リアアンダーフロアVバーを追加してリヤフロアを強化する、『CAR and DRIVER』より引用)

エクステリアについては、さらなるダウンフォースの発生を主眼にボディの空力性能を向上。GT-Rで培ったノウハウを投入し、新形状の専用フロントバンパーやアンダーカバー、カナード、サイドシルなどを装備する。フロントはバンパー下面形状によりリップ前の圧力上昇を最小化。バンパー先端とフロントリップスポイラーで気流を剥離させ、アンダーカバーで受ける負圧を最大化した。また、カナードはフロントホイールハウス周辺の圧力を下げてダウンフォースを増加。さらに、エンジンのハイパワー化に即して、ハニカムメッシュグリルとエアガイドスロープを配してラジエーターの冷却性能を向上させた。一方でリアセクションは、ダウンフォース向上と空気抵抗抑制の両立をテーマに専用パーツを装着。リアバンパーはサイドの張り出しと剥離を促進する形状により、車両背面への気流の巻き込みを防ぎ空気抵抗を抑制する。また、設置位置を見直すとともに大型化したNISMO専用リアスポイラーは、新たな断面形状によりバックドア上面の圧力を高めてダウンフォースを向上。幅方向の拡大により空気抵抗の抑制にも貢献する。そしてサイド部では、有効なダウンフォースを生み出すサイドシルプロテクターを配備するとともに、ブレーキへの冷却風コントロールも実施。フェンダー下面形状によりブレーキ冷却風を制御し、ブレーキエアガイドを介して気流をブレーキローターへ導風して冷却性能を向上させた。外装ではほかにも、NISMO専用カラーのサイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラーやNISMO専用エンブレム、NISMO専用フェンダーモールなどを装備する。ボディサイズは通常モデル比で30mm長く、25mm幅広く、それ以外は同寸の全長4410×全幅1870×全高1315mm/ホイールベース2550mmに設定。ボディカラーは特別塗装色のNISMOステルスグレー/スーパーブラック 2トーンのほか、カーマインレッドCM/スーパーブラック 2トーン、ブリリアントシルバーM/スーパーブラック 2トーン、プリズムホワイト3P/スーパーブラック 2トーン、ミッドナイトブラックPという計5色をラインアップした。

フェアレディZの2024年モデルが発表。420ps/53.0kg・mにまで出力アップした3リットルV6ツインターボエンジンを搭載するフェアレディZ NISMOを新設定
(画像=▲NISMO専用フロントバンパー&グリルや専用リアバンパー、専用サイドシルプロテクター、専用リアスポイラーなどを装着。足もとにはNISMO専用タイヤ(前255/40R19 100Y XL/後285/35R19 103Y XL)&専用レイズ製19インチ鍛造アルミホイール(前10J×19/後10.5J×19)を組み込む、『CAR and DRIVER』より引用)

内包するインテリアは、通常モデルのシンプルかつスポーティなコクピットをベースに、NISMOのキーカラーであるレッドを随所にあしらって、ドライビングに対するさらなる高揚感を演出。装備としては、NISMO専用本革・アルカンターラ巻ステアリング(レッドセンターマーク、レッドステッチ付)や専用プッシュエンジンスターター、専用アドバンスドドライブアシストディスプレイ(12.3インチカラーディスプレイ)、専用ドライブモードセレクターなどを組み込む。また、シートには専用チューニングのRECARO製スポーツシート(スライド、リクライニング、運転席/助手席)を装着。運転席へのクロスビーム追加によりバックシェルの剛性を高め、優れたシートバックのサポート性により体幹を安定させることで車両との一体感を向上させ、さらに肩甲骨を面で支える構造で横G発生時の保持性も高めて、ハイスピードコーナリングでも安定した姿勢で運転操作に集中することができるようアレンジしている。

フェアレディZの2024年モデルが発表。420ps/53.0kg・mにまで出力アップした3リットルV6ツインターボエンジンを搭載するフェアレディZ NISMOを新設定
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
フェアレディZの2024年モデルが発表。420ps/53.0kg・mにまで出力アップした3リットルV6ツインターボエンジンを搭載するフェアレディZ NISMOを新設定
(画像=▲内装にはNISMO専用本革・アルカンターラ巻ステアリングや専用プッシュエンジンスターター、専用アドバンスドドライブアシストディスプレイ(12.3インチカラーディスプレイ)、専用ドライブモードセレクターなどを装備、『CAR and DRIVER』より引用)
フェアレディZの2024年モデルが発表。420ps/53.0kg・mにまで出力アップした3リットルV6ツインターボエンジンを搭載するフェアレディZ NISMOを新設定
(画像=▲シートには専用チューニングのRECARO製スポーツシート(スライド、リクライニング、運転席/助手席)を装着する、『CAR and DRIVER』より引用)

提供元・CAR and DRIVER

【関連記事】
「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ