全国の自治体に寄付することでお礼品がもらえ、税金還付・控除が受けられる“ふるさと納税”。利用者にさまざまなメリットがありますが、実際に利用する人はどの程度いるのか気になるところです。そこで今回は、株式会社カリーグズが実施したアンケート調査を紹介していきましょう。
昨年より約150万人増加!全国で約890万人がふるさと納税を利用

(画像=ふるさと納税利用者数は東京都がダントツトップに!(画像は「株式会社カリーグズ」プレスリリースより引用)、『オトナライフ』より 引用)
ふるさと納税の主要19サイトを比較できる「ふるさと納税ガイド」では、「ふるさと納税の利用者数」「ふるさと納税の利用率」「ふるさと納税の平均寄附金額」を都道府県別に算出しました。
「都道府県別のふるさと納税利用者数」を算出したところ、日本全体で約890万人という結果に。昨年の約740万人から約150万人の増加となっています。ふるさと納税が世に普及していることから、利用者も増加しているのではないでしょうか。
また、都道府県別に利用者数を見ると、人口が多い都道府県順にトップ10入りしています。一方、昨年は福岡県より北海道の利用者数が多かったものの、本年は福岡県が上回っています。

(画像=東京都のふるさと納税利用率は2割超え!(画像は「株式会社カリーグズ」プレスリリースより引用)、『オトナライフ』より 引用)
同調査で「都道府県別のふるさと納税利用率」を調べたところ、東京都が22.9%、大阪府が18.8%と主要都市がトップ2に輝きました。日本全体で見ると利用率は14.9%。一見低い割合に見えますが、昨年より2.48%増加しています。
また、京都府、奈良県、滋賀県は利用者数ではトップ10圏外でしたが、利用率では10位圏内に。利用率トップ10のうち5つが関西地方となりました。
一方、トップ10圏外かつ利用率の低い都道府県は、宮城県を除く5県。利用率22.9%の東京都と比較すると、利用率の低い岩手県の6.8%と、差が3.3倍以上となっています。