黒坂岳央です。
ビジネスをすると日常的に金銭のやり取りが発生する。自分はいつも金払いが良いように意識して気をつけている。たとえば支払いをする時は送金先口座を聞いたその場で即振り込むなどだ。
企業キャッシュフロー的な観点から言えば、「支払は遅く、回収は早く」が重要だと言われるが、自分は「支払いは超早く」を心がけている。理由はシンプル、金払いが悪いとものすごく損をしてしまうからだ。

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我々は日常的に口約束でお金のやり取りをする場面がある。たとえば飲み会で誰かが代表で支払い、後日一人いくらかかったと請求をする場合などである。また、ビジネスのやり取りでも成功報酬型サービスを提供した場合は、終わった後に後日支払いをするといった場合などだ。
こうした時、どこにでも金払いが悪い人が一定数いる。当人からするといざお金を払う段になって急に惜しくなってしまう心理が働くとか、他のことに気を取られて忘れてしまっているとか、はたまた人によっては先方の請求忘れを密かに期待しているといったものだろう。相手から何度も請求されてようやく支払う、といったこともある。
しかし、こんなことをすると仕事をする上ではとてつもなく損をする。まず当然だが先にリスクを取って提供した側は相手に持ち逃げされてしまうことを恐れる。立替払いやサービス提供が終わった時から、入金されるまでずっとマインドシェアとToDoリスト管理を強制されてしまう。それを怠ると損をするからだ。だから速やかに支払いをしてくれるのはありがたい相手だし、そうでない相手は信用されなくなっていくのだ。