三笠には昭和の匂いが漂っている

「三笠なんて何もない」「札幌から富良野に向かうために通り過ぎる街」と思っているアナタ、それは間違いです。三笠はタイムスリップしたような街。昭和の面影が色濃く残されています。
幸せの黄色いハンカチの世界に迷い込む「炭住」

炭住とは炭鉱に従事していた方々の住宅です。すでに市内の炭鉱は閉山していますが、今でもいくつかの炭住に高齢の方が住んでおり、取り壊されることなく残されています。高倉健さんの名作「幸せの黄色いハンカチ」のような世界を体験してみてください。
「三笠鉄道村」でSLに乗ろう!

幌内駅跡地にオープンした鉄道に特化したテーマパークです。北海道の鉄道の歴史を後世に伝える博物館や、実際に道内を走行していた車両を多数展示しています。土・日・祝には、1939(昭和14)年に製造された蒸気機関車「S-304」が、お客さんを乗せて短い距離を走っています。力強い鼓動を感じてください。
三笠鉄道村
住所:三笠市幌内町2丁目287
電話:01267-3-1123
開館時間:9時~17時
休館日:月曜日
100年続いた味が引き継がれる「更科食堂」

「更科食堂」は、約100年の歴史を持つ老舗食堂です。かつては炭鉱夫たちのお腹を満たしていました。2020年に店主の高齢と過疎化を理由に惜しまれながら閉店しましたが、その後東京で飲食店を経営する男性が店舗と親しまれてきた味を承継しました。上品な更科蕎麦は立ち寄る価値があるおいしさです。
更科食堂
住所:三笠市幾春別町1丁目174
電話:01267-6-8323
営業時間:11時〜15時
定休日:火曜定休(祝日の場合は営業)
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他にも、高校生が実習の一環として料理を提供する「三笠高校生レストラン」、アンモナイトの化石が豊富に展示されている「三笠市立博物館」、「三笠天然温泉 太古の湯」や、「湯の元温泉旅館」などの温泉、数々の炭鉱遺産など見どころがあふれています。旧萱野駅ライダーハウスに連泊して、三笠を堪能してください。