BBQグリルには「箱型」や「丸型」などさまざまな種類があるが、どれも収納サイズが大きくて、バイクに積んだり、家で保管したりする際に意外とかさばる。比較的コンパクトに収納できるモデルもあるが、組み立てが面倒だったりすることも……。

そんな理想のBBQグリルになかなか出会えないという人におすすめしたいのが、テントファクトリーの「FDグリル32ステンレス」だ。フラットにたためて組み立ても簡単なので、ツーリングキャンプでも気軽に持ち出せる。ソロキャンプ好きのバイク乗りにもぴったりだ。

では「FDグリル32ステンレス」がどのようなBBQグリルなのか、詳しく紹介していこう。

フラット収納なので持ち運びに困らないグリル

「FDグリル32ステンレス」の特徴は、なんといってもそのコンパクトさ。収納サイズは約31.5×26×4cmで、小さいということもさることながら、薄型というところもポイントのひとつだ。

隙間さえあれば積めるるので、できるだけ荷物をコンパクトにしたいツーリングキャンプに最適。またこれだけコンパクトなら、家での保管でもかさばらずジャマにならない。丈夫なファスナー付きキャリーバッグも付属しているので、汚れも気にせず持ち運べる。

慣れれば十数秒で組み立て完了!

こんなにコンパクトでフラットにたためるBBQグリルは、組み立て・分解が面倒なんじゃないかと思いがちだが「FDグリル32ステンレス」は非常に簡単に扱える。

構成しているパーツは、本体、遮熱板、火床、焼き網の4点と少なめなのも、組み立てを簡単にしている点だ。ではこれを組み立てていこう。

まず本体を広げる。

そして持ち上げると、自動的に本体が組み上がる。

脚部が開いてしまわないようにロックする。

本体下部に遮熱板をセット。

あとは本体内側に火床をセットして……

焼き網を載せれば完成だ。

慣れてしまえば10秒ほどで組み立てが完了。慣れていなくても1分あれば組み立てられる。

「V字構造」採用で食材を効率よく加熱

本体はサビに強いステンレス製。光沢があって、鉄製に比べると高級感がある。また汚れが落としやすいので、手入れが楽にできるというのもうれしい点だ。

そして本体は「V字構造」を採用している。火床から焼き網に向かって広くなっていることで、燃料が少なくても輻射熱で効率よく食材を加熱できる。燃料も少なくすむので経済的だし、炭をおこす手間も少なくすむので気楽に楽しめる。