道の駅の特徴

指宿市は鹿児島県薩摩半島の南端に位置。市内には1000カ所以上の泉源がある温泉郷で、指宿名物の砂むし温泉や公衆浴場など、数多くの温泉がある温泉地として知られている。

『道の駅山川港活お海道』は薩摩半島最南端にある道の駅。九州自動車道・鹿児島ICからR226を南下して約90分、R269沿いの山川港そばに立地する。山川港は古くから貿易の拠点に利用されてきて、現在は日本有数のカツオの水揚げ量のある港。江戸時代には、湾の形が鶴のくちばしに似ていたので「鶴の港」と呼ばれていたこともあり、道の駅建物は翼を広げた鶴をイメージ。駅名に付く「活お(いお)」は、鹿児島弁で魚のことをいう。

道の駅は特産品売り場と朝市コーナー、食堂からなる。特産品売り場では、朝どれの農産物や加工品、山川漬けや鰹だしなどの特産品、焼酎、海鮮丼・惣菜類など地域の産品が充実漁港近くということもあり、鮮魚や水産加工品も豊富だ。

朝市コーナーでは、4店のテナントが並び、対面販売で鰹節、さつま揚げなどを販売する。鰹節は指宿名物の本枯節や、なま節などが並び、使いやすい本枯節の花かつおが人気。

道の駅名物は「たい焼き風かつお焼き」。カツオの形をしたオリジナルスイーツで、定番の小豆やカスタードのほか、季節によって変わる餡を楽しめる。

食堂は海を眺めながら食事ができる店内。地元で水揚げされる鮮魚を使った刺身定食やカツオのたたき、海鮮丼のほか、勝武士ラーメン、温たまらん丼、黒さつま鶏の唐揚げ「いぶから」など、指宿のご当地グルメも味わえる。

道の駅は、山川と根占を結ぶ「フェリーなんきゅう」の乗り場すぐ近く。フェリーは薩摩半島と大隅半島を繋ぐ海上国道で、所要時間50分で行き来することができる。ただし海が荒れている時はバイクの乗船が不可なこともあるので、乗船前にホームページなどで確認が必要だ。地元で水揚げされた新鮮な海の幸を堪能できる道の駅は、ツーリングの目的地にピッタリ。フェリー乗船前後の立ち寄り場所にもオススメだ。

施設紹介

ATM
障害者トイレ
Wi-Fi
レストラン
軽食&喫茶
ショップ
インフォメーション
足湯
入浴施設
キャンプ場
宿泊施設
公園
ガソリンスタンド
EV充電施設

道の駅施設には物産販売所、朝市コーナー(テナント4店舗)、市場食堂「鶴の港」がある