消費者金融や銀行のカードローンを利用するためのカードを「ローンカード」という。カードローンに申し込んで審査に通れば発行されるが、「クレジットカードより作りやすい」という噂がある。

しかし、筆者個人の意見としては必ずしもそうとは思わない。その理由について詳しく解説する。

ローンカードとクレジットカードでは重視される基準に違いがある

クレジットカードのほうがローンカードよりはるかに作りやすいというのが筆者の意見だ。理由は「重視される基準の違い」にある。

ローンカードは「本人に安定収入があるか」

ローンカードを作れるか=カードローンの審査に通るかを左右するのは「本人に安定収入があるか」である。貸金業法では「年収の3分の1を超える借入はできない」とする規定が設けられている(総量規制)。