マナティラグーンでの注意事項

ここで公式ウェブサイトに書かれている、注意事項も記載しておきます。
- マナティラグーンでは、ペットの持ち込みは一切禁止。ただし、訓練を受けたサービスアニマルはサイト内に入ることができる
- 餌やりは禁止
- セキュリティ上の理由から、大型の荷物、ダッフルバッグなどの持ち込みは禁止。最小限の荷物で行きましょう!
マナティラグーンを訪れる際には、マナティの安全に配慮して観察するようにしましょう。
マナティの豆知識

マナティは何を食べるの?
よく「海牛」と呼ばれるように、マナティは草食動物で、海草や淡水域の浮遊物や海草を食べます。1日あたり体重の9%もの植物を食べることができるそうです!マナティが餌をとる水生生物の生息地を保護することは、マナティだけでなく他の多くの生物の保護にも繋がります。
フロリダ州のマナティーはどこにいるの?
フロリダ州のマナティーは、フロリダ州の水路に生息しています。夏にはフロリダを越えて大西洋岸とメキシコ湾岸に生息域が広がることもあります。まれに、マナティーはマサチューセッツ州やテキサス州まで北上することもあります。のんびりと泳ぎながら旅をしている姿はなかなか素敵です。
フロリダの天然の泉と発電所近くの温水放出運河は、冬の間は寒い場所が苦手なマナティーにとって必要不可欠な避難場所になっています。一部のマナティーは、怪我や病気から回復した後、野生に放される前の海洋水族館/リハビリテーション施設で保護されます。
【マナティー ラグーン以外にも マナティーを見ることができる場所】
- Blue Spring State Park, Orange City
- Crystal River, Kings Bay
- Three Sisters Springs, Crystal River
- Merritt Island National Wildlife Refuge, Titusville
- Manatee Springs State Park, Chiefland
- Lovers Key State Park, Fort Myers
マナティーは、水面近くでゆっくりと泳ぐのが好きなため、ボートやカヌーから簡単に観察することができます。ビーチで泳いでいる時に突然マナティに出くわした時は、さすがにびっくりしましたが感動的な体験でした。
マナティーは肥満なの?
答えはいいえ。
見かけ上は太っているように見えるかもしれませんが、マナティーは実際には太っていません。マナティは熱帯水域に生息しており、クマやアシカのように体を温めるために体脂肪が必要ではありません。実際、彼らは限られた体脂肪しか持っておらず、そのふっくらした外見は脂肪とは関係ありません。肥満ではなく、実は筋肉だそうです。
では、なぜマナティは太って見えるのでしょうか?
マナティーの消化器系は、彼らの体の大部分を占めています。水生草食動物である彼らは、大量の植物を消費し、胃や腸に収容されるため、丸い外見になります。マナティーは、通常の日に体重の10〜15%の食物を食べます。
寒いと生きられないマナティたち
マナティーは低脂肪のため、冷たい水に弱く、生き残るためには温かい水が必要です。そのため、フロリダマナティーは温かい水の湧き出る場所や発電所の近くにいることが多い。あまりに水が冷たくなると、低体温症にかかってしまい、死んでしまう可能性が高くなります。2010年にはフロリダで水温が通常よりも低くなったため、少なくとも246匹のマナティーが死んでしまったそうです。