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ジャッキアップを使うときのポイント
ジャッキアップのおすすめ工具5選

ジャッキアップを使うときのポイント

ジャッキアップとは?ジャッキアップの方法とポイント・おすすめ工具も紹介
(画像=@Leonardo Franko/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)

パンタグラフジャッキ、フロアジャッキ問わずに、ジャッキアップ作業をするときのポイントを4つまとめました。

  • 地面が平らな場所で作業をする
  • パーキングブレーキをかけ忘れない
  • 輪止めを設置する
  • ジャッキアップした車体の下に潜り込まない

地面が平らな場所で作業をする

1つ目が「地面が平らな場所で作業をする」です。

地面が土で固められている、あるいは砂地であるなど、ジャッキが不安定となりやすい場所で作業をするのは避けましょう。アスファルトやコンクリートが敷かれていて、傾いていない平らな土地を探してみてください。

パーキングブレーキをかけ忘れない

2つ目が「パーキングブレーキをかけ忘れない」です。

エンジンが停止していれば車が動かないとお考えかもしれませんが、パーキングブレーキのロックまで行っていないと、急に車が前後へ動き出す可能性があります。特に、MT車ではAT車よりも車が前後へ動き出す危険が伴うでしょう。

危険性を低くするため、ジャッキアップ前に車両のパーキングブレーキがかかっているかをチェックするのが大切です。

輪止めを設置する

3つ目が「輪止めを設置する」です。

パーキングブレーキをかけるのと同じく重要なポイントで、車が前後に移動するのを予防する効果があります。車を作業場所に停車させたら、輪止めを前後左右のタイヤ周りに置くように心掛けてみてください。

ジャッキアップした車体の下に潜り込まない

4つ目が「ジャッキアップした車体の下に潜り込まない」です。

ジャッキアップをすれば、車体の下側が持ち上げられて、タイヤ交換以外の作業ができるとお考えかもしれません。

しかし、車体の下に潜り込むと万が一の際、車体が脱落してきたら大事故につながりかねません。

市販されているジャッキは、自動車ディーラーや整備工場、カー用品店などに設置されている「リフトジャッキ」と異なり簡易的な道具です。車体の下に潜り込むこととなる作業は、前述のお店や施設に持ち込み、専門の整備士に作業を依頼するとよいでしょう。

ジャッキアップのおすすめ工具5選

この項目では、ECサイトやカー用品店などの実店舗で人気があり、おすすめ商品に取り上げられているジャッキを5つピックアップしました。

手動・電動のパンタグラフジャッキや油圧式のフロアジャッキまで、種類問わずに使いやすさで支持されている商品です。

メルテック パンタジャッキ FJ-20

ジャッキアップとは?ジャッキアップの方法とポイント・おすすめ工具も紹介
(画像=『MOBY』より引用)

急なパンクやバーストなどのアクシデント、タイヤチェーンの脱着に役立つ手動式パンタグラフジャッキです。

ボルトではなく「連結ロック式」の穴を使うことで、ハンドルを差し込み、力を要しなくてもジャッキを引き上げられる仕組みを採用しています。車両重量が2000kgまでの車に対応しているため、普通乗用車までなら十分に対応できるでしょう。

メルテック パンタジャッキ FJ-20の詳細情報

  • サイズ(幅×奥行×高さ):113×450×115mm
  • 耐荷重量(最大荷重):2t
  • 対応車両:車両重量2000kg以下
  • 最高値:400mm
  • 最低値:100mm
  • ストローク:300mm

エマーソン 油圧式フロアジャッキ EM-514

ジャッキアップとは?ジャッキアップの方法とポイント・おすすめ工具も紹介
(画像=『MOBY』より引用)

「製品安全協会」が定めた認定基準“SG規格”をクリアしている油圧式フロアジャッキです。

耐荷重量は3tまでとなっており、ミニバンやSUVなどの大柄な乗用車にも適しています。簡単な操作で、安全に作業を進められることから人気を集めており、別売りの専用アダプターを装着すれば、車両サイドでも使用が可能となるユーティリティ性も魅力です。

エマーソン 油圧式フロアジャッキ EM-514の詳細情報

  • サイズ(幅×奥行×高さ):188×450×172mm
  • 耐荷重量(最大荷重):3t
  • 最高値:435mm
  • 最低値:135mm

大橋産業 油圧式フロアジャッキ

ジャッキアップとは?ジャッキアップの方法とポイント・おすすめ工具も紹介
(画像=『MOBY』より引用)

軽自動車や小型乗用車に対応している油圧式フロアジャッキです。

別売「ジャッキアップ用アダプター」を取り付けると、パンタグラフジャッキ用のジャッキアップポイントが使用できるため、車体前後だけでなく側面でも使える便利なアイテムとなっています。

ハンドルが大きく、車体を引き上げる手順の時に重宝するでしょう。

大橋産業 油圧式フロアジャッキの詳細情報

  • サイズ(幅×奥行×高さ):195×515×167mm
  • 耐荷重量(最大荷重):2t
  • 対応車両:車両重量2000kg以下
  • 最高値:385mm
  • 最低値:135mm

MAXWIN 電動ジャッキ K-JAK01A

ジャッキアップとは?ジャッキアップの方法とポイント・おすすめ工具も紹介
(画像=『MOBY』より引用)

リモコンで遠隔操作を可能とした電動式パンタグラフジャッキです。

およそ1分でリフトアップが可能となっており、人力を要せず車を持ち上げられるのが強みとなります。

付属品の「電動レンチ」は、タイヤ交換でのボルト外しにも使える便利品。約5秒でボルトが外れる素早さが魅力です。

MAXWIN 電動ジャッキ K-JAK01Aの詳細情報

  • 耐荷重量(最大荷重):3t
  • 対応車両:車両重量3000kg以下
  • 最高値:420mm
  • 最低値:179mm

メルテック 油圧フロアジャッキ FA-23

ジャッキアップとは?ジャッキアップの方法とポイント・おすすめ工具も紹介
(画像=『MOBY』より引用)

日本のメーカー「大自工業」が生産しているブランド“メルテック”の油圧式フロアジャッキです。

車体をジャッキアップできる範囲が幅広く、適度な高さで車を固定して作業が進められるのが強み。軽自動車からSUV、ミニバンまで多彩なジャンルの車に使用できるのもメリットとなるでしょう。

付属している「ジャッキアタッチメント」を活用すれば、ジャッキアップポイントへダメージを与えずに済みます。

メルテック 油圧フロアジャッキ FA-23の詳細情報

  • サイズ(幅×奥行×高さ):188×558×168mm
  • 耐荷重量(最大荷重):2t
  • 対応車両:車両重量2000kg以下
  • 最高値:410mm
  • 最低値:133mm ジャッキアップのおすすめ工具を紹介しました。

自分でジャッキアップを行う際には周囲に気を付け、けがのないようにしましょう。また自分で行うのが不安であれば、無理せず業者に依頼することも可能です。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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