共和党の有力者テッド・クルーズ上院議員(テキサス州)は、作品に登場する地図に、中国政府が主張する領有権「九段線」が描かれているとして、「中国のプロパガンダ」とベトナムでは、この地図を理由に、全国での上映が禁止されている。

Foxニュースでは、「女性は自分を高めるために、男性を貶める必要はない」(コントリビューター、レスリー・マーシャル)「フェミニストの陳腐な話」(作家ピーチー・キーナン氏)「有害な女性らしさ」(作家ダグラス・マレイ氏)など辛辣なコメントが飛び交った。

これにイーロン・マスク氏も参戦。Twitterで「”家父長制”という言葉が出るたびに一杯やってたら、映画が終わるまでに気を失ってしまう」と皮肉を。作品には、家父長制のワードが繰り返し登場するという。

保守派のコメンテーター、ベン・シャピーロ氏は、YouTubeの番組で、バービー人形に放火。「男性嫌いの第三波フェミニストか、真の男性嫌いか、洗脳されているかだ」「これまで見た中で最もウォークな映画」と酷評した。

南部で予想外の人気

これらの批判にも関わらず、封切られると、保守派が多い南部での人気が高いことが判明した。