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意識しておきたい注意点
知っておきたい!乗り方のコツ

意識しておきたい注意点

トライフィンよりコントロールに劣る

中上級者向けのサーフボード「ツインピン 」。特徴や注意点、乗り方のコツを完全解説。
(画像=Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)、『暮らし〜の』より引用)

ツインピンにはフィンが2つ付いていますが、サーフボードの中にはフィンが3つ付いたトライフィンも存在します。トライフィンは昔から親しまれてきたサーフボードのタイプであり、コントロール性の高さが特徴です。

ツインピンはフィンが2つになりますので、フィンを3つ備えたトライフィンと比べてコントロール性が劣ります。そのため、初心者がツインピンに乗るとコントロールの難易度は高まるでしょう。

波が高いとスピードが出過ぎることがある

ツインピンはセンターフィンが付いていないため、スピードが出やすいという特性があります。しかし、波の高さによってはスピードが出過ぎてしまうため注意が必要です。

例えば、高い波にツインピンで乗った場合はスピードが出過ぎてサーフボードを操作できなくなることも少なくありません。そのため高い波に乗る時には、スピードの調整力が必要不可欠です。

小さなフィンだと不安定になりやすい

中上級者向けのサーフボード「ツインピン 」。特徴や注意点、乗り方のコツを完全解説。
(画像=Photo byKanenori、『暮らし〜の』より引用)

小さなフィンのツインピンは不安定になりやすく、プロレベルでなければ乗りこなすのは難しいでしょう。大きめのフィンであれば安定感は確保できますが、抜けは悪くなります。安定感を確保するか、抜けを重視するかは、自分のサーフィンレベルを考慮に入れて決めることが重要です。

初心者には向かない

ツインピンには、コントロールしづらいところやスピードが出過ぎるところなど、気をつけておきたいことがいくつかあり、初心者が乗りこなすのは難しいと考えられます。初心者がいきなりツインピンに挑戦すると気持ちよく波に乗り切れない可能性が高いため、中上級者レベルに達してから取り入れるとよいのではないでしょうか。

知っておきたい!乗り方のコツ

ピーク周辺で波待ちをする

中上級者向けのサーフボード「ツインピン 」。特徴や注意点、乗り方のコツを完全解説。
(画像=Photo by goodsurfers2015、『暮らし〜の』より引用)

ツインピンは加速力があるため、ピーク周辺で波待ちをするのがおすすめです。また、チャンネルを上手に活かせば、波待ちポイントへのパドルも楽になるでしょう。

チャンネルとは岸から沖に向かう潮の流れのことです。チャンネルに乗ることができれば体力を使わずとも目的地まで行けるため、海に入る前にチャンネルの場所を探ってみてください。

テールが持ち上がったら一気に立ち上がる

好みの波が起きたら、ピークに向かってパドルを開始します。パドルをする時は、波にテールを押し上げてもらうイメージを持ってください。

テールが押し上げられたら一気に立ち上がり、前足に体重をかけるようにするとスムーズにドロップダウンできるようになります。テールの持ち上がりが鈍いと波乗りに失敗する可能性も高まるため、テールが波に押し上げられた時の感覚を覚えておくとよいでしょう。

波側に足を置く

中上級者向けのサーフボード「ツインピン 」。特徴や注意点、乗り方のコツを完全解説。
(画像=Photo by goodsurfers2015、『暮らし〜の』より引用)

サーフボードに乗る際には、波側に足を置くことを意識するのもポイントです。波側に足を置くとサーフボードのコントロール性が上がり、大きな波やチューブの波でも乗りこなすのが簡単になります。中心に乗るとサーフボードのコントロールが困難になるため、注意するようにしてください。