再び旧市街を散策

木漏れ日に包まれた世界遺産の街「コロニア・デル・サクラメント」
(画像=『たびこふれ』より引用)

先ほど灯台から見えたマヨール広場へ来てみました。コロニア建設当時から存在する由緒ある広場で、周辺にはコロニアル時代の建物を利用したホテルやレストランのほか、コロニアの歴史を伝える博物館もあります。

木漏れ日に包まれた世界遺産の街「コロニア・デル・サクラメント」
(画像=『たびこふれ』より引用)

Plaza de Armas Manuel Lobo(マヌエル・ロボ・アルマス広場)に残るCasa del Gobernador(ポルトガル総督邸)跡。現在は屋敷の基礎部分しか残っていませんが、その広さから総督の権力の大きさが伝わってきます。広場にはFuente Portuguesa(ポルトガルの噴水)と呼ばれる18世紀の噴水のほか、スペイン語、英語、ポルトガル語で書かれた総督邸跡の解説版もありました。

木漏れ日に包まれた世界遺産の街「コロニア・デル・サクラメント」
(画像=『たびこふれ』より引用)

Basílica del Santísimo Sacramento(サンティスモ・サクラメント大聖堂)。サンティスモ・サクラメントとは、カトリックにおける聖餐(せいさん=イエス・キリストの最後の晩餐、および後にその再現として執り行われてきた典礼的会食)のこと。ポルトガルがコロニアを建設した1680年と同年の建築であり、幾度もの破壊と再建を経験してきたコロニア史の生き証人です。

木漏れ日に包まれた世界遺産の街「コロニア・デル・サクラメント」
(画像=『たびこふれ』より引用)

ポルトガルにより1745年に建てられたBastión del Carmen(エル・カルメン堡塁)は、コロニアの城壁を守る砦の一部で、その一角には1880年頃の古い煙突が残っています。現在は劇場や展示室などがある文化センターになっています。

木漏れ日に包まれた世界遺産の街「コロニア・デル・サクラメント」
(画像=『たびこふれ』より引用)

エル・カルメン堡塁のすぐ西にあるヨットハーバーからの眺め。ゆったりとした時間が流れていますね。

木漏れ日に包まれた世界遺産の街「コロニア・デル・サクラメント」
(画像=『たびこふれ』より引用)

夕刻になると日中の強い日差しも和らぎ、コロニアで最もリラックスできる時間がやってきます。レストランのテラス席にも明かりが灯り始め、ウルグアイ産ビールやワインでテーブルを囲む旅行者の姿も増えてきました。コロニアの夜はゆったりと、穏やかに更けていきます。

本日のコロニア散策はこれにて終了。次回はコロニアで人気のレストランをご紹介します!

文・写真・原田慶子/提供元・たびこふれ

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