雑音の多い場所でボイスメモを活用!
では雑音の多い場所でもしっかり音声を拾えるのでしょうか? そこで実際に飲食店へ足を運び、他の人の話し声やBGMが流れている中で「ボイスメモ」を使ってみました。
さっそく、テーブル席で対面の人の声を録音できるのか検証していきます。机の上にiPhoneを置いて「ボイスメモ」を起動。
いざ再生してみると、多少雑音は聞こえるものの、対面の人の声をしっかり拾えていました。しかしここで、メインマイクを相手側に向けるか自分側に向けるかで、声の聞き取りやすさに大きな違いが。
実際に、メインマイクを自分側に向けた状態で録音をしたところ、相手の声が雑音によってかき消されそうになっていました。
音の波形を見ても一目瞭然で、マイクを自分側に向けている状態の波形では、話し声の振れ幅がそこまで大きく動いていません。雑音のある場所でマイクの向きを逆にしてしまうと、1m以内の距離でも音声を拾いづらくなってしまうようです。
まとめ
ボイスメモをさまざまなパターンで検証した結果、静かな場所であれば5m先でも音声を拾えることがわかりました。しかし、衣服のポケットに入れた状態だとやはり聞き取りづらくなるため、机や膝の上に置いて「ボイスメモ」を活用した方がよさそうです。もしどうしても、iPhoneを相手に見せない状態で録音したい場合は、ズボンのポケットよりもシャツやジャケットなどの胸ポケットに入れた方が、より声を拾いやすくなるかもしれません。
そして「ボイスメモ」を活用する際には、“iPhoneの向き”がキーポイントに。底面のメインマイクをできるだけ相手に向けた状態で活用しないと、雑音の多い場所ではかなり声が聞き取りづらくなる可能性があります。ポケットに入れる時はメインマイクを上向きにして、机に置く時は相手側の方向に向けましょう。
とはいえ、今回の検証では“一切声が拾えなかったケース”は1つもなかったため、「ボイスメモ」は“ボイスレコーダー”の代替品として大いに役立つのではないでしょうか。
※サムネイル画像(Image:Aleksey H / Shutterstock.com)
文・オトナライフ/提供元・オトナライフ
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