ズボンのポケットに入れた状態は音が聞き取りづらい…

今度はズボン(スラックス)の中にiPhoneを入れた状態で検証。こちらも先ほどと同様に、メインマイクを“上向き”と“下向き”の両パターンで録音してみます。

iPhone「ボイスメモ」はどのくらいの距離まで音を拾ってくれる? – ズボンのポケットでもOK!?
(画像=iPhoneをズボン(スラックス)の中に入れた時の画像、『オトナライフ』より引用)

すると、シャツの胸ポケットに入れた時と同様に、メインマイクが“上向き”の方がしっかりと音声が聞き取れました。もちろん両パターンとも声自体は拾えていたものの、胸ポケットに入れている時よりも少し聞き取りづらい印象を受けました。やはり、ズボンのポケットの方が密閉状態に近くなる分、音が拾いづらくなるのかもしれません。

iPhone「ボイスメモ」はどのくらいの距離まで音を拾ってくれる? – ズボンのポケットでもOK!?
(画像=iPhoneのメインマイクを“上向き”にした状態でズボンのポケットに入れ、1m先の音声を録音した時の波形、『オトナライフ』より引用)
iPhone「ボイスメモ」はどのくらいの距離まで音を拾ってくれる? – ズボンのポケットでもOK!?
(画像=iPhoneのメインマイクを“下向き”にした状態でズボンのポケットに入れ、1m先の音声を録音した時の波形、『オトナライフ』より引用)

なお、シャツやズボンのポケットに入れた状態で録音をする際、少しでも動くと生地がこすれて“ガサガサ音”が入ってしまうので、しっかりと音声を録音したい時はポケットに入れない方が良いでしょう。

「ボイスメモ」で5m先の音声も拾うことは可能?

では次に、少し距離を延ばして3m先の音声を拾うことができるのか確認します。iPhoneのメインマイクを録音したい方向に向けて机に置き、3m離れた場所から喋ってみました。

iPhone「ボイスメモ」はどのくらいの距離まで音を拾ってくれる? – ズボンのポケットでもOK!?
(画像=相手の方向にiPhoneのメインマイクを向けて、机の上にセットした時の画像、『オトナライフ』より引用)
iPhone「ボイスメモ」はどのくらいの距離まで音を拾ってくれる? – ズボンのポケットでもOK!?
(画像=iPhoneを机の上に置いた状態で、3m離れた場所からボイスメモを使用した時の画像、『オトナライフ』より引用)

そして録音した音声を聞いてみたところ、3m先でも問題なく声がクリアに拾えていました。音の波形も大きめで、ズボンのポケットに入れている時よりも、しっかりと録音できていることがわかります。

iPhone「ボイスメモ」はどのくらいの距離まで音を拾ってくれる? – ズボンのポケットでもOK!?
(画像=iPhoneを机の上に置いた状態で、3m先の音声を録音した時の波形、『オトナライフ』より引用)

さらに5m離れた距離からでも、話し声を録音することに成功。5mともなるとさすがに声は少し小さくなっていましたが、雑音のない静かな場所であれば、かなり距離があっても「ボイスメモ」を活用できそうです。

iPhone「ボイスメモ」はどのくらいの距離まで音を拾ってくれる? – ズボンのポケットでもOK!?
(画像=iPhoneを机の上に置いた状態で、5m離れた場所からボイスメモを使用した時の画像、『オトナライフ』より引用)
iPhone「ボイスメモ」はどのくらいの距離まで音を拾ってくれる? – ズボンのポケットでもOK!?
(画像=iPhoneを机の上に置いた状態で、5m先の音声を録音した時の波形、『オトナライフ』より引用)