連日多くの人が訪れる人気コーヒーチェーン「スターバックス」。新商品が発売されるとなると早くから注目をあつめ、ニュースサイトのトップを飾ることも珍しくありません。

それほど人気も注目度も高いスターバックス……ですが、実は筆者はこの20年足を運んだことはありませんでした。最後に行ったのは20代の後半頃かなぁ。

行かなくなった理由はいくつかありますが、最も大きいのは「種類が多すぎて何を頼めばいいのかわからない!」これにつきます。加えて言うと、「注文の仕方がまるで呪文」も。

メニュー表を見てもさっぱり。店員さんにオススメを聞いたこともありますが、「毎回聞くのもなぁ……」&「なんか緊張する」という気持ちもあり疎遠に。私にとってはただ注文するだけの行為が、難易度高く感じられたのです。

そんな単純な理由だけで、なんとなーく足が遠のいて20年。いつか誰かと行くことはあっても自ら率先して行くことはないだろうな~と考えていたところ、加入しているあるサービスから特典として「スターバックスドリンク券(3000円分)」をもらいました。 

ドリンク券があるとなると話は別です。いままで薄れていた「スターバックスに行く気」が俄然でてきました。とはいえ、20年ぶりということもあり相変わらずの「メニューがわからん」状態。仕事で新商品についての案内(プレスリリース)を見ることはあっても、自身で馴染みがない以上さっぱり覚えていません。

そこで頼りにしたのが、編集部がもつSNSアカウントの優れたフォロワーさまたち。「THE人任せ作戦」です。

1万8千フォロワーもいればスタバ通が10人や20人はいるでしょうと、思い切って「オススメメを呪文付きで教えてください」と投げかけたところ、短時間で30個ほどの回答が得られました。ありがとうございますー!

アラフィフおばさん約20年ぶりにスタバへ行く
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

■ フォロワーさんたちが教えてくれた「スタバで美味しい飲み物がでてくる呪文」

フォロワーさまの協力により得られた「スタバで美味しい飲み物がでてくる呪文」。寄せられた回答をみてみると、やはり何度見ても「何がでてくるのかさっぱりわからん」。アイスかホットかさえわからないものもちらほら。

しかしながらこの呪文をレジで唱えれば、店員さんが「美味しい飲み物」をだしてくれるはず!寄せられた呪文の一部は次の通りです。

【寄せられた呪文の数々】

・牛乳が大丈夫なら「ゼンクラウドウーロンティーラテ(甘さ控えめにしてもらうとなおヨシ)」

・エスプレッソアフォガードフラペチーノ

・フレンチプレス、カップでください(ローストの種類と豆選べるので、濃く深いのが好みな自分はスマトラか、エスプレッソロースト)

・抹茶 クリーム フラペチーノTallテイクアウト

・コモドドラゴン 細か目で

・アイスチャイティーラテソイミルク変更

・キャラメルフラペチーノ ソイに変更

・レモンケーキフラペチーノにシトラス果肉を追加

・ソイラテ、トール

・バニラフラペチーノトールサイズエクストラチョコチップ

・ニンニクマシヤサイマシマシチョイアブラチョイカラメ(※)

・抹茶ティーラテオールミルク・エクストラパウダー(もしくは「抹茶パウダー2倍」)

・ライトシロップホワイトモカ(シロップのポンプ数聞かれたら2。激甘は3。アイスもホットも通年で◯)

・アイスダブルトールラテノンファットミルク(もしくは「ラテのトールにワンショット追加して、無脂肪牛乳に変更してください。あ、アイスでお願いします」)

・ゆずシトラスティーでパッションティーにチェンジして果肉追加

・ブレンド・ホット・グランデ

しれっと、二郎系呪文(※の箇所)も入っていますが、せっかくお寄せいただいたので一応のせてみました。流石の私でもこれが何かはわかります。

■ どれにするか迷いつつ2つにしぼる

沢山いただいたスタバ呪文。あとは店頭で唱えるだけですが、流石に一度では飲みきれません。そこで今回注文するのは2つにしぼりました。

1つめは、一番に寄せられた呪文「バニラフラペチーノトールサイズエクストラチョコチップ」。これは最も呪文っぽいので選んでみました。なんとなくコールドドリンクの甘い系なのだろうなぁというのが想像できましたし。

そして2つめに選んだのは「レモンケーキフラペチーノにシトラス果肉を追加」。他にも単体で「レモンケーキフラペチーノ」がいくつか寄せられており、どうやら最近人気の商品だということがわかりました。(編集部註:期間限定商品のため本稿公開時点では終了している可能性あり)

ただし名前からくるイメージは「レモンケーキがのっかったワイルドな飲み物」。不安しかありません……。想像通りだったら飲みきれるかな、でも沢山オススメきていたしなぁ。とドキドキしながらお店へと向かったのでした。