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とはいえちょい乗りで最近の車が壊れることは滅多にない
たまにはクルマも”運動”をしたほうが良い
とはいえちょい乗りで最近の車が壊れることは滅多にない
しかし、最近のクルマは”優秀”であるため、ちょい乗りを繰り返したからといってすぐに壊れることはほぼありません。
筆者知り合いのディーラーサービス担当者によれば、
「最近のクルマであれば、短距離走行を繰り返していたとしても、メンテナンスを怠らなければ壊れるということは考えにくいです。
例えば、短距離走行ばかり繰り返していると、エンジンオイルの劣化を促進してしまうことがありますが、メンテナンスを怠ると『オイルが劣化する→汚れが溜まる→エンジンが不調になる→寿命が縮む』という悪循環に陥ります。
つまり、”ちょい乗り”によってエンジンオイルの劣化が進んだ段階でしっかりとメンテナンスを行い、この悪循環を避ければ良いわけです。
実際に、弊社のお客様のほとんどは『片道4〜5kmの通勤で使用する』『買い物に行くときに乗る』など、”ちょい乗り”に該当するため、約5,000kmまたは約半年でのオイル交換を推奨しています。」とのこと。
走行距離に対してエンジンの始動・停止が多くなる「ちょい乗り」は、長期的に見ればエンジンやバッテリーへダメージを与えてしまいます。
しかし、ちょい乗りによって部品へ負担がかかってしまうとはいえ、それに見合ったメンテナンス(オイル交換など)をしていれば、壊れることはほぼないということですね。
たまにはクルマも”運動”をしたほうが良い
ちょい乗りを繰り返しても、メンテナンスを怠らなければ滅多に壊れないのが国産車の良さです。しかし、人間と同じで、クルマも”適度な運動”をしたほうが健康な状態になりやすいといえます。
前出の担当者によれば、「メンテナンスは頻繁にできるものではないため、ときどきエンジンに適度な負荷をかけてあげるのが最適解といえるかもしれません。
最低でも月に1回はまとまった距離を走行し、完全暖気をしてから15分程度走行したいところです。
エンジンが温まるまでは無理な加速等は避け、十分に温まったら適度にエンジンを回してあげましょう。」とのこと。
当然ながら、国産車ではちょい乗りで使用されることを想定しており、対策は十分されていますので、そこまで神経質になる必要はありません。
しかし、じわじわとエンジンオイルや各パーツに負担がかかっているのは事実。そのまま放置していれば、それこそ「クルマの寿命」を縮めてしまうかもしれません。
たまにはクルマに適度な負荷をかけ、エンジン&エンジンオイル、バッテリーなどをリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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