子供でも手軽に遊べるテナガエビ釣りは、日中に穴釣りでやることが多いかもしれない。しかし今回はあえて夜釣りを選択。そのメリットや楽しみ方をお伝えしたい。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・永井航)
木曽川でテナガエビ釣り
木曽川は初めて訪れたポイントだ。有名ポイントも多くあるようだが木曽川は言わずと知れた大河。こちらのやる気次第で、釣りができる所はいくらでもある。
初場所であるが、ポイントはなんとなく調べた程度で適当にエントリー。上流に行き過ぎない汽水域のエリアで、テトラやブロックが足元にある所はどこも有望だ。
木曽川の河口、汽水域エリアではシーバスやウナギ、ハゼなどターゲットは豊富。ウナギも一緒に狙いたかったが、今回は初場所なので欲張らずにテナガエビ一本を狙って勝負する。
使用タックルとエサ
ちなみにテナガエビ釣りは、他の釣りで使う釣具が流用できる。過去にはキスが釣れず、30号の天秤仕掛けでやったこともあるがそれでも充分釣れる。(8本針とかでやるとテナガエビの連掛けもできる。)
今回は遠投キス仕掛けではなく、玉浮きをつけた一般的なテナガエビ仕掛け。
タックルは、適当なのべ竿でもあれば形になるが、生憎待ち合わせてないためアジングタックルを流用した。
強度が必要な釣りではないが、竿が硬すぎると食いついているかわからないため、感度に優れたものが良いだろう。
今回は餌はイシゴカイを用意。虫餌なら大抵なんでもOKだが、テナガエビ用の針はとても小さいため、餌が大きすぎると刺せないので注意。多少食い付きは落ちるが、カニカマでも釣りができるのは初心者向けのポイントだ。
夜はサイトフィッシングが可能
釣り開始早々に1匹目をゲット!久しぶりエビ独特の引きを楽しめた。基本的な釣り方は日中と同じだが、決定的に1つ違うところがある。
テナガエビは夜行性のため、日中と違い目立つところを歩いている。そのため、サイトフィッシングが可能となるのだ。ヘッドライトなどの光源が必要になるが、これは大変なメリットである。
テナガエビ釣りは、エビが餌に食いついてからヒットまでにやや時間が掛かる。
特にメスは、オスと比べて小型なため、時間ばかり取られてしまう。
日中では穴釣りがメインになるので、今食いついているのがオスかメスか判別するのはなかなか難しい。しかし夜間になると、サイトフィッシングが可能になり、大型を狙い撃ちできる。見た目も大型になるオスの方が絵になるし良いだろう。