「カードローンでお金を借りる」ことに対するイメージは人それぞれだ。

「返せる額を借りて期限通りに返せば問題ないのでは?」と思う人もいれば、「利用したら大変なことになる」と恐怖を覚える人もいるだろう。

実際のところ、今のカードローンはきちんと選んで正しく使えば決して危ない商品ではない。

なぜカードローンは危ないと思われがちなのか

前提として、なぜカードローンが危ないと思われがちなのか、理由を考えてみよう。

大きな理由として考えられるのは、2010年に貸金業法が改正される前に起きた消費者金融を取り巻く社会問題にある。一部の消費者金融が主に会社員を対象に過剰貸付や強引な取り立てを行い、自己破産者や自殺者が増加した。

このような背景があるため「消費者金融を利用してはいけない」というイメージを持つ人がいるのだろう。

実はカードローンは危なくない3つの理由

実際のところ、今のカードローンは従来ほど危なくない。その理由として、以下の3点が挙げられる。

理由1:貸金業法に基づく登録制

消費者金融などの貸金業を始めるには、都道府県知事もしくは財務局長への登録が必須だ。

また、登録し、営業を開始したとしても、運営において法律上問題があった場合、登録取り消し処分も含めた厳しい処分が下される。

このような背景があるため、カードローンを提供する貸金業者は、コンプライアンスを遵守している。計画的に利用するぶんにはまず問題ないだろう。