カードローンとは、銀行や消費者金融が提供する一般消費者向けの小口融資商品である。専用のローンカードを使うことが名前の由来だが、昨今はアプリや電話・WEBでの振込指示で借り入れできるものも多い。

実は消費者金融のカードローンは、銀行のカードローンに比べ利便性が高い部分もある。具体的にどのような点が便利なのだろうか。

銀行より消費者金融のカードローンのほうが魅力的な点

銀行のカードローンに比べて、消費者金融のカードローンは主に2つの点で魅力的だ。

魅力1:最短即日で融資が受けられる

消費者金融のカードローンの大きな強みとして、申し込み→審査→融資実行の一連の流れがスピーディーであることが挙げられる。

具体的な時間は消費者金融によっても異なるが、申し込みから審査完了まで最短30分という会社も珍しくない。

「どうしても今日中にお金を借りたい」場合は、午前中もしくは午後の早い時間に申し込みを終わらせれば、当日中に融資実行までこぎつけられるだろう。

一方、銀行のカードローンの場合、申し込みをしたその日に融資を受けるのは不可能だ。カードローンも銀行が提供するサービスである以上、反社会勢力による犯罪を抑止する観点から、厳重なコンプライアンスチェックが必要になる。

警察庁のデータベースへの照会も行うため、審査が完了するのはどんなに早くても翌営業日以降だろう。

審査完了・融資実行までに申し込み日から1~2週間かかる銀行もあるので、スピードを重視したい場合にはあまり向いていない。