クレジットカードの審査に落ちてもカード会社側は理由を明かさない。そして一度審査に落ちてしまうと、他のカードの審査も落ちるのではないかと心配になる人もいるだろう。

まずは、審査に落ちる理由を考えてみよう。

理由1:支払い能力がない

クレジットカードの利用代金は後払いのため、支払い能力が低いと判断されると審査に落ちることがある。

雇用形態や収入、勤続年数などから、安定した勤務先で継続収入があるかをみるので、正社員だったり、長く働いていたりするほうが有利だ。

持ち家か賃貸か、1人暮らしか家族と住んでいるかなど、住まいの形態や同居家族なども支払い能力の判断材料となる。

理由2:ブラックリストに載っている

ブラックリストとは、「個人信用情報機関に金融事故が記録される」ことだ。カードやローンの返済の遅延、債務整理や自己破産などがあると、ブラックリストに記載されてしまうため、審査に落ちることがある。

また、短期間に何枚もクレジットカードを申し込んだり、入会直後に解約を繰り返したりすることもブラックリスト入りの理由となるため注意が必要だ。

理由3:借入金が多い

クレジットカードのリボ払いやキャッシングを利用していたり、消費者金融から借入をしていたりする場合も審査に落ちることがある。

金銭的な余裕がなく、支払い能力が低いと判断されるからだ。