ツーリングや街中のでライディングといえども、インカムを使うからにはいい音で音楽を楽しみたいもの。
数あるインカムの中でもサインハウスが手がける『B+COM』シリーズは音が良いことで定評がある。
この音をさらにワンランクアップできるという『ヘルメットスピーカー EXP01 (イーエックスピーゼロワン)』と、ノーマルスピーカー使用時に耳の痛みに悩んでいたユーザーの救世主『ヘルメットスピーカーセット5 SMALL USB Type-Cプラグ』の音がどれほどのものなのか、実際に聴き比べてみた。
結果をのっけから言ってしまうが、想像以上の高音質だったのだ!!
では、具体的にどう良かったのかを紹介していこう。
ノーマルスピーカー、EXP01、SMALLとイヤフォン、ヘッドフォンで音質を聴き比べ!

今回聴き比べたのはB+COMのスピーカー3種類とその比較として音楽鑑賞用ヘッドフォン&イヤフォンを含めた全部で5つだ。
・B+COM ONE付属ノーマルスピーカー
・ヘルメットスピーカー EXP01
・ヘルメットスピーカーセット5 SMALL USB Type-Cプラグ
・PIONEER SE-MS7BT(Bluetoothヘッドフォン)
・JBL FREE X(Bluetoothイヤフォン)
聴き比べした音楽はロック、パンク、ジャズ、ビッグビート、R&Bなど異なるジャンルで実施した。
比較対象の音楽鑑賞用のヘッドフォンとイヤフォンはどんな音質?

実売価格1万円前後のヘッドフォンで、低音が強調されるでもなくボーカルを際立たせるわけでもない至ってノーマルでフラットな音質。
派手さがない分、自宅のような静かな環境で聞いていても疲れない。反面、外で使用すると派手さがない分、物足りなく感じる。
実売価格6000円前後のイヤフォン。低音が強調され、高音をやや持ち上げた派手な音質。中音域はやや抑え気味だがボーカルはそこそこ聞きやすい。元気な音だけに街中などの騒音のある中でも比較的聞きやすい。逆に、家だと疲れる。
ボーカル部分の音域が聞きやすい!
B+COMのスピーカーに共通する特徴

ヘッドフォン、イヤフォンと比べ、B+COMのスピーカーに共通していた特徴として、ボーカルの音域が明瞭で聞きやすくなっていたところがあげられる。低音部分も適度に増強され、騒音の中でも聞き取りやすい印象。
普段の生活で使っている音楽鑑賞用のヘッドフォン、イヤフォンと音の方向性は違うが、バイクで走っている時に聴くことを念頭に開発されているだけあって、輪郭のはっきりとした音を奏でてくれる。