開始3時間は無反応
普通に濁りの影響もありシャロ―エリアに小さなコイが通過した程度で本当になにもなく3時間が経過する。もう厳しいなと忍耐がヘタレそうになる頃、下流から魚影が確認できた。もちろん目標はソウギョであるがとにかくなにかしら釣りたい。やはりパンを食べるのは激浅エリアで覗けばコチラがみえてしまいコイも警戒するだろう。
そんな状況なのでパンを沈ませて喰わせることに。するとウキが水面からなくなりミチイトが張っていき軽くアワセると強烈な手応えが伝わってきた。
55cmコイをキャッチ
待望のサカナとのバトルに感謝しつつ難なく御用できたのは55cmのコイだった。開始3時間25分ようやく釣果を得ることができたが本命ではない。
リリースして休憩してから前回釣行終了時に見つけておいたポイントへ移動することにした。1時間少々休憩して水分補給に作戦を練る。そして移動先に着くと濁りも多少軽減されており寄せを撒くと反応も上々である。
72cm頭にコイ連発
下流をみていると本命と思われる個体が豪快に水飛沫をあげた。反応もあるので流していくこと5投目で30m程度下流で突如ウキを見失うと、良型の手応えが竿に伝わりコイが掛かったようだ。今回のコイはなかなか強くて引き味も最高である。5分程度のやりとりで釣れたコイは72cm4.34kgとイイ感じだ。
リリースして数分後に再度数m流したところで、再度コイが掛かってきた。ニコニコ気分でやりとりして64cmとこれまた楽しめせてくれた。
エサもそろそろなくなり潮時かなと思い始めたころには空はカンカン照りに変わっていた。
ソウギョが待望のヒット
そろそろ納竿な頃合いだなと思いまぁそんなに上手くはいかないだろうと『今日はコイ3尾で帰宅だな』と独り言をぼやきながら残り少ないパンをつけてよそ見をして上流をみながら流していると、下流方向に突如大きな水飛沫があがると同時に竿がひん曲がりドラグが鳴りラインがどんどん出されていく。コレは間違いない、本命ソウギョだと確信。
まさに出来すぎ感ある中での本命との戦いが始まっているのだが、前回のやりとりで自信がついているせいか全く動じず落ち着いて楽しむ。開始3分ほどしたころ上流側へ寄ってきたタイミングで完全に本命と断定できた。
喜びと同時に絶対にミスれない緊張感が継続する中、意外と簡単に寄せることができて1度目に岸に寄せたタイミングで14分の格闘は私の勝利となった。