ケンタッキー州のトウモロコシ畑から南北戦争時代の金貨など700枚以上が発掘された。

発掘した人物や正確な場所は明らかにされていないが、南北戦争の激戦の舞台となった同州では、没収を恐れた裕福な実業家が財産を密かに埋めたなど、数々の言い伝えがあるという。新たな発見は、こうした伝説を部分的に裏付けるものと報じられている。

硬貨はフロリダにある世界的な鑑定機関、Numismatic Guaranty Company (NGC) がし、国内最大のレアコインの小売業者「」を通じて販売されている。

NGCによると、「偉大なるケンタッキーの財宝」と呼ばれる今回の発掘品には、1850年から1862 年の日付の米ドル金貨数百枚、少数の銀貨があることに加え、超レアとされる1863年の「ゴールドリバティ・ダブル・イーグル」金貨が数枚含まれていた。GovMintは、同硬貨は取引価格が6桁に上ることも少なくないとしている。

トレジャー・ハンターらが長年夢見た世紀の発掘だが、発見時に撮影されたYouTube動画には、祝福するコメントに混ざり、警戒を促す声が投稿されている。