仮免許の技能試験とは?

©michaeljung/stock.adobe.com(画像=『MOBY』より 引用)
仮免許試験は、第二段階の公道での実地教習を受けるための試験。仮免許を取得するためには、学科試験と技能試験に合格する必要があります。
学科試験は、これまで学んだ車の運転に関する知識をペーパーテストではかるための試験。技能試験は、車を運転するうえで必要な操作と知識の総合的な技術が試される試験です。
仮免許の技能試験の内容と採点方法

(画像=『MOBY』より 引用)
仮免許の取得には、指定自動車教習所で学科・技能・適性検査の試験に合格する方法と、運転免許試験場で仮免許試験に合格する方法があります。
本章では技能試験の具体的な内容と採点方法について解説します。
技能試験の具体的な内容
技能試験の具体的な内容は、試験前やインターネット上などで公開されているわけではありません。しかし、一般的に以下のような内容が課題として出されています。
- 周回コース
- 直線道路(指示速度で走行)
- カーブ
- 障害物
- 交差点
- 坂道発進
- 踏切
- S字・クランク
- 発進・停車時の目視確認
- 発進方法、停車方法 など
修了検定は、これまでの教習のおさらいとも言えます。場内の教習で学んだことがそのまま検定内容となるので、普段の教習から検定を意識しておくとよいかもしれません。
指定教習所で修了検定を受ける場合は教習所内のコースのうち3〜4ルートが検定用として用意されます。検定員の指示に従って走行するようにしましょう。
技能試験(修了検定)の採点方法
修了検定の採点方法は、減点方式となっています。
修了検定は持ち点が100点ある状態から開始されます。 危険行為があると減点されていき、試験終了のときに合格点数を上回っていれば合格です。
合格点は以下の通りです。
- 第一種:70点
- 大型と中型:60点
- 第二種:80点
試験中に合格点を下回るとその場で試験中止です。減点には一発で不合格となる「検定中止」のほか、5〜20点の減点、回数を重ねるごとに点数が増えていく「特別減点」があります。
採点を行うのは助手席に座った検定員で、指定教習所で行われる修了検定では複数人で行われることが多く、後部座席には他の受験生がいる場合もあります。