目次
他にもある黒百合伝説
 ・クロユリと豊臣秀吉の正室と側室
 ・早百合の最期の言葉が現実に?
 ・佐々成政の死と早百合は関係ない?
まとめ

他にもある黒百合伝説

北海道や北陸に咲く「クロユリ」、その花言葉はロマンチックな逸話と恐ろしい伝説から!
(画像=『FUNDO』より引用)

クロユリの花言葉「呪い」の所以となったとも言われている佐々成政にまつわる黒百合伝説はいくつかのエピソードがあります。

クロユリと豊臣秀吉の正室と側室

無念の死を遂げた早百合にまつわる黒百合伝説の他にも、成政失脚の一端となったとされる逸話があります。

豊臣秀吉の正室であった「北政所」は、成政から大阪など関西では咲かない珍しい花であると一輪のクロユリを献上されました。
非常に珍しいと聞いた北政所は、黒百合を披露するために茶会を開きました。

この時クロユリを見た秀吉の側室「淀の方」、珍しい花を自慢されたのが悔しかったのか、北政所に恥をかかせてやりたいと一計を案じます。

淀の方は急遽、佐々成政とは別のルートからクロユリを取り寄せてみせました。
そして「花供養」という催しをするので、と北政所を誘います。

北政所がその催しに足を向けると、先日茶会で披露したクロユリが無造作に飾られていました。
その様子を見て北政所は絶句します。
なにせ自分が非常に珍しい花だと自慢した花が、無造作に飾られる野花のひとつのような扱いをされていたのです。

そう、淀の方は自慢していたクロユリは大したものではないという演出をすることで、北政所に恥をかかせたかったのです。
結果、北政所は恥をかく原因となったとクロユリを贈ってきた成政を憎むようになったのだとか。

早百合の最期の言葉が現実に?

北ノ政所の怒りを買った成政は、それ以来秀吉に取り入ることができなくなりました。
そしてその後、一揆を鎮圧失敗した際に助命されることなく、責任を取らされ切腹をすることに・・・。
この時、佐々成政には直系男子がいなかったこともあり、佐々家は断絶することになります。

佐々成政に殺された側室・早百合の遺した言葉が現実になったことから、「呪い」や「復讐」の花言葉がついたのです。

佐々成政の死と早百合は関係ない?

ところが、この側室である早百合の逸話は、後に領主となる前田家を持ち上げて佐々成政の株を下げるためにできた物語ともいわれています。

また、クロユリにまつわる北政所と淀の方の攻防も、佐々成政が生きていた時代には無かったとされます。
なぜなら、淀の方が豊臣秀吉の側室になったのが、佐々成政の亡くなった年だからです。

まとめ

北海道や北陸に咲く「クロユリ」、その花言葉はロマンチックな逸話と恐ろしい伝説から!
(画像=『FUNDO』より引用)

白い純白なイメージが強いユリですが、クロユリは黒い花が特徴的なちょっとミステリアな雰囲気を醸し出しています。
このクロユリの花言葉は「恋」「恋の魔術」「呪い・復讐」です。

呪い・復讐という花言葉は、戦国時代に起こった黒百合伝説が由来となっているそうですよ。

提供元・FUNDO

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