道の駅の特徴
萩市は山口県北部にある日本海に面した市。萩中心部は、江戸時代の古い町並みや、吉田松陰、高杉晋作などの維新志士ゆかりの地が数多く残るエリア。内陸部には国指定の名勝・長門峡や萩往還の宿場町の赤瓦の町並みを見ることができ、観光地として見どころも多い地域。
『道の駅ゆとりパークたまがわ』は萩市北部、山口県の最北端に位置し、島根県との県境にある。R191に面しているのでアクセスは抜群。駐車場は広々としており、屋根付きのバイク用駐輪場も用意されている。道の駅の目の前には山陰本線が通っている。
道の駅施設には、直売所とレストランが入っているが、レストランは現在休業中(2023年6月時点)。直売所は、生鮮食品売り場と土産品売り場に分かれており、地域の地場産品などを販売する。生鮮食品売り場には、魚や肉、野菜類などが並ぶ。地元・江崎港や萩漁港に水揚げされた鮮魚や水産加工品をはじめ、日本海の海の幸が豊富で、地元産の農産物は、季節ごとに旬の野菜や果物が並ぶ。土産物売り場には、山口県北部地域やお隣島根県石見地方の特産品や土産品のほか、地酒も数多く取り揃える。
道の駅メイン施設のほか、駐車場内では飲食店などが数店舗営業。施設入り口横では、道の駅開業当時から営業する鯛焼き屋や、敷地内にある「たまがわ味番地」内には広島風お好み焼き店が入っている。
道の駅周辺には、キャンプ場と日帰り温泉施設が立地。キャンプ場の予約・受付は日帰り温泉施設の「憩いの湯」で行うが、温泉施設が定休日の日に限り道の駅で受付をする。道の駅からキャンプ場までは約500m歩いて5分ほどなので、徒歩での買い出しも可能。また、道の駅周辺にはホームセンターやコンビニもあるので、キャンプ中の急な買い出しにも困らない。食材は直売所で調達できるので便利だ。
道の駅は萩中心部から45分~1時間ほど。道の駅が面するR191は海を眺めながら走るシーサイドラインで、絶好のツーリングルートとなっている。島根方面に行けば海岸線沿いのR9、山間を走るR191など周辺にはツーリングを楽しめるルートが満載だ。キャンプツーリングの宿泊地としても利用できる道の駅。利用の際は予約した方がベターだ。
施設紹介
道の駅施設には、直売所とレストランが入る。敷地内には、鯛焼き店「静(じょう)」、手にぎり天ぷらが名物の「浜商」、「のんきな農産物販売所」、たまがわ味番地内に広島風お好み焼き「あっちっち」があり、ほか24時間営業のコインランドリー、田万川河川公園、近隣に田万川キャンプ場、日帰り温泉施設の田万川温泉「憩いの湯」がある。