ロードサービスの充実

また携帯電話の普及により、パンク等のトラブル時に公衆電話や緊急電話を探す手間なくロードサービスへ連絡できるようになったのも理由の1つです。さらに近年では、スマートフォンのアプリ上でロードサービスと連携することもできます。
JAFが運営しているスマホアプリ「JAFを呼ぶ」では、スマホのGPS機能と連携して正確な居場所を特定。悪天候時など救援依頼電話が集中し繋がりにくい場合はチャットで連絡することもできます。
自らタイヤ交換をしてガソリンスタンド等へ移動せずとも、より簡単にロードサービスのケアが受けられるようになったことで、スペアタイヤは必ずしも装備するべき存在ではなくなったと言えます。
スペアタイヤ非装備の方がメリットが多かった

スペアタイヤを装備しないことで車両重量を抑え、わずかながら燃料費を抑えられるようになりました。また、エコカーの増加や未使用タイヤの廃棄が減少したことは、環境へ及ぼす悪影響を軽減することに繋がっています。そしてもしパンクしてしまった際も、スマホを使って簡単かつ正確なロードサービスへの連絡が可能で、すぐに修理が受けられるようになりました。
このような背景から、かつてタイヤトラブルの際に心強い味方であったスペアタイヤは時代の変遷とともに、段々と居場所を失ってしまったとされています。
提供元・CarMe
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