道の駅の特徴

道の駅のある珠洲市は、石川県の北東部、能登半島の先端に位置する市。3方を海に囲まれており、能登半島の先端にある岬・禄剛崎は、内浦と外浦の接点となることから、海から昇る朝日と海に沈む夕日、どちらも見られるスポットとして知られている。

『道の駅すずなり』は県道12号沿い、珠洲市中心部に位置。2005年3月で廃線となった、のと鉄道能登線の珠洲駅跡地を活用した道の駅だ。施設には、お土産販売所と観光案内窓口があるほか、タクシーやバスの待合室も設置されている。レストランや食堂はなし。道の駅建物の脇には旧珠洲駅のプラットホームと線路が残されており、自由にホームに上がることができる。

観光案内窓口では、珠洲の観光スポットの案内や体験プログラムの受付、宿泊案内を行っている。珠洲だけでなく能登広域の観光情報発信基地として、観光情報集めに立ち寄ってみるのもアリだ。

お土産販売所では、珠洲の特産品や土産品を販売。珠洲の揚げ浜塩や、地酒、菓子類などから海藻、干物などの海の幸、農産物やその加工品などの山の幸、珠洲焼などの工芸品など、地元産のものをメインに、800種以上の商品が取り揃えられている。レジでは揚げ浜塩などのソフトクリームが購入できる。

珠洲市は、日本での珪藻土の主な産地のひとつ。珪藻土のコンロや七輪は職人によって1つずつ手作りされている。珪藻土のコンロ・七輪は耐熱性に長け、遠赤外線の効果があり、これで食材を焼くと旨味がアップするそうだ。道の駅の売店では珪藻土コンロや、珪藻土を使った商品が販売されている。

能登半島の先端にある道の駅へは、R249で海岸線に沿って走るか、内陸部にあるスカイライン「珠洲道路」を走って行く。珠洲道路は丘陵地を通る快走路で、交通量も少なく珠洲に直行するならこちらがおすすめ。奥能登には海・山どちらも楽しめるツーリングルートがある。小規模ながらも地元の特産品が豊富に揃う道の駅。珠洲市のお土産を買うのにおすすめのスポットだ。

施設紹介

ATM
障害者トイレ
Wi-Fi
レストラン
軽食&喫茶
ショップ
インフォメーション
足湯
入浴施設
キャンプ場
宿泊施設
公園
ガソリンスタンド
EV充電施設

施設にはお土産販売所「すずなり市場」、観光案内窓口、待合室が入る。