ECサイトの運営において、AIを活用して顧客対応を自動化し、業務効率化と顧客満足度の向上を両立する手法に注目が集まっています。
ここでは、ECサイトの運営において活用できるAIチャットボットサービスを3つ紹介します。
回答自動生成チャットボット「AIデジタルスタッフ」
株式会社ecbeingが開発した「AIデジタルスタッフ」は、ユーザーの質問や問い合わせに対して高度な情報検索機能で回答を自動生成するAIチャットボット。マイクロソフト社のAzure OpenAI Serviceを活用し、ChatGPTによって高度な自然言語処理や複雑な問い合わせに対応します。
「AIデジタルスタッフ」を導入するとサイト上にAIチャットボタンが表示されます。ユーザーがボタンをクリックしてメッセージを入力・送信すると、AIデジタルスタッフがリアルタイムでその内容に即した最適な回答を自動生成。これにより、ユーザーは知りたい情報をすぐに知ることができ、サイト運営側は今まで窓口担当者が対応していた業務を自動化できることで、顧客満足度向上と業務工数軽減を実現します。
商品に対する質問だけでなく、「配送方法」や「支払方法」「ログイン方法」「会社概要」「店舗」などの一般的な質問やサイトに存在するコンテンツの検索に対しても概ね問題なく回答が可能とのこと。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000007074.html
簡単に自社のAIを育成「anybot for ChatGPT」
エボラニ株式会社が手掛ける「anybot for ChatGPT」は、誰でも簡単に自社AIの育成ができるサービス。知識が一切なくても自社のFAQのCSV、PDF、Wordを投入するだけで自社の知識を持つChatGPTを簡単に構築できます。
自社情報を組み込んだAIによる柔軟な会話力と高い機能性で、次世代の業務自動化を実現。また、画像や動画を駆使して自然な形で商品情報を提供できるため、販売員やサポートスタッフの役割も果たしてくれそうです。
なお同サービスは、自社のLINE公式アカウントやウェブサイトで利用可能。今後はInstagramやFacebookメッセンジャーでも利用が可能になる予定とのこと。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000045103.html
「anybot for ChatGPT」公式サイト:https://chatgpt.anybot.me/