「車の嫌味を言う上司」はもはや希少種?
上に紹介した話はあくまで特殊なケースであり、実際の職場においては「車について干渉を受けたことはない」という人が大多数とも考えられます。今回のインタビューでも、「職場で互いの車を意識することはない」といった声が聞かれました。
「従業員が全部で15名程度の会社で働いていて、誰がどの車に乗っているのかも筒抜けの状態ですが、とくにそれで面倒が起きたりしたことはないですね。私の上司はコンパクトミニバンで、そもそも社長も通勤には軽を使っていますし、互いに気にしていたらキリがないというか。
私自身は中古のオデッセイですけど、入社2年目の後輩が新車でハリアーを買っていたり、全然互いの車を気にする風潮はないですね」(30代男性)
取引上の関係や、業種面での縛りがあるのでない限り、上司が部下の車選びに対して圧をかけることは理不尽な振る舞いであると言えます。各種ハラスメントを是正する動きが社会的に高じるなか、「部下の車選びに対する圧力」は悪しき慣習として切り捨てられていくのかもしれません。
車の購入・維持は個人のプライベートに属するものですから、上司といえど「無闇に立ち入るべきではない」というスタンスが求められるのでしょう。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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