ベトナムを象徴する大都会のホーチミン。数多くの日本人旅行者が訪れますが、「海の町へ行ってみたい」と言う人もいるでしょう。そこで、ここではホーチミンから行けるビーチエリア「カンザー」と「ブンタウ」の2都市周遊旅行の旅程をご紹介します。

1~2泊で楽しむことができるので、「都市観光に少し飽きてきた」というホーチミン旅行者におすすめです。

目次
ホーチミンからフェリーに乗って「カンザー」へ
カンザー2大観光を楽しむ

ホーチミンからフェリーに乗って「カンザー」へ

ホーチミンからフェリーで行く素朴な海の町「カンザー&ブンタウ」旅行
(画像=『たびこふれ』より引用)

ホーチミンからカンザーへ行くためには、7区にあるフェリー乗り場に行くのが近道です。車・バイク・徒歩と移動手段は選びませんので、旅行者はフェリー乗り場までタクシーで行き、そこから徒歩でフェリーに乗るのがいいでしょう。ちなみにツアーに参加するとフェリーに乗らずに陸路だけで行く可能性もあります。

ホーチミンからフェリーで行く素朴な海の町「カンザー&ブンタウ」旅行
(画像=『たびこふれ』より引用)

フェリーと言っても日本人が想像する船とは少し異なり、ご覧のようにシンプルに車やバイクを運ぶだけ。そのため料金も数十円と破格の安さです。また、フェリーに乗っている最中にも宝くじや食べ物を売り歩く行商に声を掛けられるのがベトナムらしいです。

フェリーに乗っている時間は15分から30分程度。ほとんど揺れないので船酔いを気にする人でも安心できます。

カンザー2大観光を楽しむ

ホーチミンからフェリーで行く素朴な海の町「カンザー&ブンタウ」旅行
(画像=『たびこふれ』より引用)

フェリーを降りたら、船着き場で客待ちしているタクシーに乗ってホテルに向かいます。ホテルに向かう道中にはカンザーの2大観光スポットの「モンキーアイランド」と「マングローブの森」に行くことができます。タクシーを半日チャーターすることになるので、運転手に行きたいルートを伝えて金額交渉してください。

荷物が多い方は一度ホテルにチェックインしてもいいですが、タクシーは手放さないように。ホテルから流しのタクシーを探すことはできませんので、バイクをレンタルして自力で行くほか手段がなくなります。

ホーチミンからフェリーで行く素朴な海の町「カンザー&ブンタウ」旅行
(画像=『たびこふれ』より引用)

カンザーにはアジア有数の面積を誇るマングローブの森があることで知られています。かつてベトナム戦争で大半を失ってしまいましたが、日本など国際援助もあり、現在は以前の姿を取り戻しています。観光でうっそうとしたマングローブの隙間を縫うように手漕ぎボートで遊覧できます。