理由4:不正利用の疑いがある

カード会社は通常と異なる利用パターンをモニタリングしており、第三者による不正利用を検知した場合は、セキュリティ目的で利用停止になることがある。

通常、利用停止になるとカード会社から連絡があるが、連絡が遅れる場合もあるので注意しよう。

理由5:規約違反をしている

クレジットカードを換金目的で利用したり、本人以外による利用が発覚したりすると、規約違反で利用停止される可能性がある。

規約違反は重大なリスクを伴うため、十分に気を付けたい。

カード払いができないその他の理由

クレジットカードが使えなくなる理由は、単にカード会社による利用停止だけではない。たとえば、以下のようなケースも考えられる。

・カードの有効期限切れ
・国際ブランド(VISA、JCBなど)が非対応
・カードの磁気不良や読み取り機器の故障
・カード情報の入力ミス

これらが原因となっていることもあるので、注意深く確認しよう。

カード払いができないときの対処法

では、カード払いがうまくいかないときはどうしたらいいのだろうか。対処法は主に下記3つだ。

・他のクレジットカードを試す
・カード会員サイトで利用履歴を確認する
・カード会社に電話して問い合わせる

最終的には、クレジットカードの裏面に記載されている電話番号に連絡して問題を解決することをおすすめする。

トラブルに備えよう

クレジットカードのトラブルは、いつ起こるとも限らない。もし再発行することになれば1~2週間は使えなくなるだろう。そのため、サブのカードを持っていると安心できる。

1枚しかクレジットカードを持っていない人や、国際ブランドが1種類しかない人は、この機会にサブカードの申し込みを検討して、万が一のトラブルに備えよう。

文・たなべようこ(ファイナンシャル・プランナー)
証券会社に10年勤務。主に個人向けの資産運用アドバイスを行う。現在は金融関連資格と自身の投資経験を活かして、金融ライターとして活動中。