台風で海が荒れる前に釣りを楽しもうと、三重県四日市市・磯津漁港へキス狙いで釣行してきた。悪天候下にも関わらず、コンスタントにアタリが続き、10~16cmのキスを12匹キープできた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

堤防ちょい投げ釣りで16cm頭に12匹【三重・磯津漁港】今後はフラットフィッシュにも期待

磯津漁港で投げキス釣り

台風2号が来る前にキスの投げ釣りを楽しもうと、6月上旬に三重県四日市市の磯津漁港ヘ出かけた。

天候は曇りで、午後からは少し風が強くなる予報。潮回りは中潮で、満潮が午後4時28分。満潮までの上げ潮を狙う計画だ。釣具店でイシゴカイを購入し、駐車場に午後0時30分に到着した。

堤防ちょい投げ釣りで16cm頭に12匹【三重・磯津漁港】今後はフラットフィッシュにも期待当日のポイント図(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

皆さん考えは同じようで、海が荒れる前に釣りを楽しもうと十数台の車が止まっている。曇天のなか、駐車場前に2人、吉崎海岸に5人、南堤に4人が投げやルアーでサオを出していた。南堤の釣り人にキスの状況を聞くと「小さいけれど釣れているよ」との答え。

堤防ちょい投げ釣りで16cm頭に12匹【三重・磯津漁港】今後はフラットフィッシュにも期待到着時の風景、南堤(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

当日の仕掛け

南堤の基部寄りに釣り座を構えて準備する。リールがセットしてある投げザオを伸ばし、ジェットテンビン10号に市販の3本バリ仕掛けをスナップサルカンで止めれば準備完了だ。

イシゴカイは半分にカットしてハリに刺す。大きいものは三等分して刺すといい。

堤防ちょい投げ釣りで16cm頭に12匹【三重・磯津漁港】今後はフラットフィッシュにも期待当日の仕掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

キスにカレイのダブルヒット

前方へキャストし、仕掛けが着底したらイトフケを取り、ゆっくりリールを巻いてさびきながらアタリを待つ。するとトントンと小さなアタリが出た。追い食いを待っていると、プリリンとまた小さいアタリだ。巻き上げると、かわいらしいカレイとキスのダブルヒット。小さくても1投目からキスの顔を見ることができてラッキー♪カレイはリリースし、キスはハリをのみ込んでいたのでキープした。

堤防ちょい投げ釣りで16cm頭に12匹【三重・磯津漁港】今後はフラットフィッシュにも期待1投目から小型カレイとキスダブルヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

コンスタントにアタリ続く

2投目も同じ方向へ投げ込んでさびいてくると、プルプルのアタリで少しサイズアップのキスをゲット。投げ込みを続けると、小型キスばかりだがコンスタントにヒットしてくるので楽しい♪

ここで黒い雲が広がり雨も降りだしてきた。まるでスコールだ。周りの釣り人とともに慌てて釣り具を片付けて車に避難する。しばらく車内で雨宿り。どんどん車の数も少なくなってしまった。

堤防ちょい投げ釣りで16cm頭に12匹【三重・磯津漁港】今後はフラットフィッシュにも期待吉崎海岸の様子(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)