先の記事「特許横取りではなく、安全管理措置が問題」で、安全保障上機微に触れる研究開発では、研究者の適格性審査が必要だと説明した。

適格性審査にも業績評価が伴うから、粗悪な学術誌・学術集会問題が関連する。粗悪な学術集会には、「先生、先生」と持ち上げて技術情報を盗もうとするサクラが紛れ込んでいる恐れもある。

粗悪な学術誌・学術集会問題には技術安全保障の観点からの検討も求められる。というわけで、情報通信政策フォーラム(ICPF)では、7月25日に、技術安全保障研究会で座長を務められた玉井克哉東京大学教授に「秘密特許制度と技術安全保障」と題して講演いただくことにした。ぜひ、ご参加ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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