静岡市清水区の国道1号静清バイパス「清水立体工事」の工事現場で建設中の高架道路の橋げたが落下する大きな事故が起きました。組み立てた橋桁を橋脚の上に移動する途中で起きたとされています。橋げたは重さ約140トン、長さ65mの大きさでした。
140トンの橋桁、住宅のすぐ近くに落下…「雷が落ちたような音」「地震かと思うくらい」WNtI#ニュース
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) July 6, 2023
国土交通省は全国で国が行っている同様の工事について作業を一時中止し、安全点検を行うと発表します。

NHKより
■
橋げたを定位置に降ろす「けた降下」という作業が行われていました。「けた降下」はサンドルと呼ばれるまくら木を撤去しながら、油圧ジャッキで徐々に降ろしていく工法です。その際に橋げたのバランスが崩れ、落下したとみられています。
“枕木”撤去中に橋桁落下か 静岡清水区8人死傷 橋脚に固定直前|あなたの静岡新聞 ⬇️ IXbprmv
— あなたの静岡新聞(編集部からおすすめ記事をお届けします) (@shizushin) July 7, 2023
「ありえないミス」に土木業界もに驚きが広がっています。
「ありえないミス」業界もに広がる驚き 固定直前に橋桁落下か 静岡 NMNuEfLD
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) July 6, 2023
過去にも同様の事故は起きていますが、教訓は生かされたのでしょうか。
過去にも橋桁落下事故広島では15人死亡
91年3月、広島市の新交通アストラムライン建設中、橋桁(63メートル60トン)が県道に落下15人死亡
98年6月、愛媛県しまなみ海道 海峡大橋の工事で橋桁落下 7人死亡1人重傷
16年4月、新名神高速道の延伸工事、橋桁落下 2人死亡8人重症 JfJgcf9
— 広島人 (@B1zS2y9ilm6KLxX) July 6, 2023
日本のものづくりの現場に重大な変化が起きているのでしょうか?
■
建設業界は作業員・監督ともに人手不足がとくに深刻です。今回の件も人員不足に起因するのでしょうか。
職人不足と人手不足は違うんだよね…建設業全体の人手不足を全体データで割り出すと問題は解決しないと思うんだよね。建設業が抱える職人不足とは、高い技術を要する職種ほど高齢化が進み、入職者がいないって事。比較的若い人達が集まりやすい職種もあるので、全体データで見るのと現実は違う💧
— コゲ【Lv39】 (@cogecoge_) January 11, 2023