NHKより

はっきり言って、「またか」という感を強くする。世田谷の保坂区長のマイナンバーカード批判である。

政府の失敗をことさらあげつらって、メディアに出て目立つという手法は、政治家・保坂展人の十八番なのだが、それにしても、92万区民の利便性向上を無視した言動は、トップとしてあまりにも無責任ではないか。

新型コロナのワクチン接種の時も、区長は政府の方針について「自治体には出来ない」「説明責任を果たせ」と大騒ぎし、非協力的な言辞を弄した。

私が区長だったら、不備は不備として指摘しつつも、すみやかに事業が行えるよう最大限努力するだろうが、初めから政府のやることを頭ごなしに否定して、評論家気取りで解説したところで、区民に何の利益がもたらされると言うのか。