走り

高速道路

右側のスイッチボックスには人差し指で操作できるオートマチックモード/マニュアルモードの切り替えボタンがあり、走行中でも切り替えることが可能。マニュアルモード切り替え後は、左側のスイッチボックスにあるシフトアップボタン(人差し指)とシフトダウンボタン(親指)を押すだけで、任意のギヤを選択することができる。

高速道路での追い越し加速時などは、オートマチックモード/マニュアルモードを切り替えずともシフトダウンボタンを押すだけで落とすことも可能で、よりスムーズな追い越し加速をすることができる。加速後には再び自動的にオートマチックモードへと切り替わり、適切なギヤを自動的に選択して快適な走行をアシストしてくれる。

ワインディング


ワインディングでは通常のマニュアルシフト車の場合、ライダー自らがギヤチェンジを行って適切なギヤポジションを選択する必要があるが、DCTの場合はそれを自動的に選択してくれることもあり、ライダーは他の操作やライディングに集中することができる。走っている走行ステージを自動的に分析し、状況によって変速のタイミングを変えているように感じられる。というのも、高速道路で体感した変速タイミングではワインディングのように頻繁な変速ができるのか心配ではあったが、実際はエンジンの回転域をしっかりとワイドに使えるように、適切なギヤポジションを選択してくれている印象だ。

総括

DCTは想像以上に適切なオートマチックのシフトをこなしてくれることもあり、基本的にはマニュアルモードに切り替える必要性がないと思えるほど快適でスムーズな走りを堪能することができる。まだワインディングでの走行が慣れておらず、闇雲にシフトアップ&シフトダウンを繰り返すくらいなら、このDCTに任せて走った方がスムーズで安全、かつ速く楽しく走れるような気がする。

査定士のコメント

桜井サイクルセンター

タマ数が少ないため個体の状態に寄りますが、比較的走行距離の多い車両が目立つので低走行車は評価高です。足つきの良い700Sだとやや評価が上がる傾向です。

GOOD BIKE/グッドバイク

扱いやすくて乗りやすく、女性にも人気の車両です。転倒傷は査定に大きく影響しますので、ガードをつけるなどして対策しておくことをおすすめします。大切な愛車ですので、査定の際はその想いを伝えて下さいね!

モトメガネ編集部

教習車にも使われている人気のモデルで、初心者からベテランまで、幅広い人から人気のあるモデルとなっています。カスタムを楽しんでいる方もいますが、売却の際には取り外したノーマルパーツがあると高額査定に繋がるケースがあります。