デメリット3:トラブルを起こすとブラックリストに載ることもある

返済できないからといって滞納すると、いずれは金融事故として信用情報に登録される。いわゆる「ブラックリストに載る」状態であるが、こうなるとクレジットカードや他のローンも使えなくなるので気を付けてほしい。

カードローンを使うときに絶対にしてはいけないNG行為

カードローンを使うときは、以下の2点は必ず避けよう。

NG行為1:返済期日を守らない

まず、カードローンは期日通りに返済するのが鉄則だ。どうしても難しい場合は事前に相談し、返済条件の交渉をしよう。

間違っても、返済期日に遅れたからといってそのまま無視してはいけない。

長期間(61日以上もしくは3ヵ月以上)の延滞となった場合は、信用情報に登録されるので早めに手を打とう。

NG行為2:借入前に返済計画を立てない

借入前に返済計画を立てないのもトラブルの温床になる。カードローンは利用すると利息が発生する以上、できる限り短期間で完済するに越したことはない。

本当に必要な額だけを借りて、資金に余力があれば繰上返済するなどの工夫もしよう。

カードローンでのトラブルは多方面に影響する

カードローンでトラブルを起こすと、クレジットカードや他のローンも一定期間使えなくなる可能性があり、何かと生活に影響が及ぶので気を付けてほしい。

「本当に必要な額だけを借りて、なるべく早く完済する」を基本にしよう。

文・荒井美亜(金融ライター/ファイナンシャル・プランナー)
立教大学大学院経済学研究科を修了(会計学修士)。税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融マネー系ライターとして活動中。日本FP協会の消費者向けイベントにも講師として登壇経験あり。