消費者金融や銀行が提供するカードローンは、早ければその日のうちに借り入れができるスピーディーさが魅力だ。

しかし、金利は決して安くないうえに、無節操に使うと返済不能に陥るなど、トラブルの引き金にもなる。

カードローンは危険?利用する際のデメリットとは

カードローン利用のデメリットをまずは挙げよう。以下の点が指摘できる。

デメリット1:金利が高い

まず、カードローンの金利は総じて高い。提供元の金融機関や与信額によって異なるが、高いと年18.0%にも達することもある。

単純計算で、50万円を1年間借りると利息は9万円にもなる。実際は残高に応じて利息は減っていくのでこれよりも少ないが、それでも決して看過できる水準ではない。

デメリット2:気軽に使えるが返済不能に陥りやすい

気軽に使えるぶん、返済不能に陥りやすいのも事実だ。カードローンは付与された利用限度枠の範囲であれば、何度も繰り返し借りられる。

そのため「今、自分がどれだけ借りているのか」が分からなくなり、気が付いたら残高が膨れ上がって返済がままならなくなるケースも珍しくない。