
Jirapong Manustrong/iStock
私が主宰するインナーサークル資産設計実践会は、個人投資家が集まるコミュニティーとして第17期9年目に入りました(第18期は2023年11月から開講です)。
今期は受講者数が160人となり、過去最大の規模まで増えています。
それとともに、投資情報が紹介されることも多くなりました。投資を実践したいという富裕層がこれだけ集まっているコミュニティは他にはありません。
投資案件は、国内外の不動産だけではなく、アート、アンティーク、コイン、ワイン、ウイスキー、ヴィンテージカーなど様々です。
そんな中で最近増えているのが、スタートアップ企業の紹介です。
とんでもないビジネスモデルの会社を紹介され、丁重にお断りすることもあります。その一方で素晴らしい可能性を持った企業との出会いもあります。
私がスタートアップ企業を判断する基準は、展開するビジネスモデルの可能性ではなく、リーダーとなる人の魅力です。
例えば、10代20代を対象とするような新しいビジネスのプレゼンテーションをされても、正直私にはもはや理解できません。
だから、ビジネスの内容を評価をするより、そのビジネスを展開する人のポテンシャルに注目する方が正しい評価ができると思っています。
その評価においては、収益へのコミットももちろん大切ですが、それだけではありません。