アゴラに、『宮崎駿氏に学ぶ「頑張ることの真の意味」』(23年2月8日)と題された記事があり、筆者はその中で次のように述べています――結局、頑張るとか努力は可視化されることはほぼない。多くの人は仕事の成果プロセスではなく、結果しか見ない。だから頑張ること自体に意味はなく、その頑張りが成果に反映された時のみ意味を帯びるのだ。

そして筆者は、『「頑張りを認めてほしい」という主観的な希望は脇に置き、黙って頑張っていたら他者が評価してくれるような努力を目指したいものである。高い評価を受けたり努力をリスペクトされるようなアスリートやビジネスマンには、努力を自ら誇ることはしないのだ』と結んでいます。 概して世間には、出来ていないことを評価する人は珍しいと思います。世間というのは、結果が伴ってはじめて認めてくれるものです。今迄けちょんけちょんに言っていた人が、ある日突然がらっと180度宗旨変えをし、評価して行くようなところがあると思います。