さわやかな香りが爽快感をプラス 冷感ミスト
衣類にスプレーするタイプの冷感剤も、人気を博しているらしい。衣類から15cmほど離して3プッシュほどミストをかける。そうすると、衣類がひんやりとする仕組みだ。ワンプッシュでメントールがかなり強烈に香り、爽やかさをプラスしてくれた。ミント系の香りが苦手な人や子ども、ペットには刺激が強すぎるかもしれないので要注意。
衣類にミストをかけるとなると、気になるのが色移りや水分による変色。今回グレーの衣類に多めの5プッシュくらいしてみたが、ミストが細かいため色が変わることなく懸念点はクリアとなった。実際に着てみると、ひんやりして気持ちがいい。一方で、衣類が湿ってしまうので何となくしっとりとして違和感を感じてしまった。肌に直接触れる衣類よりもタオルなどにプッシュしてそれを肌に当てたほうが良さそうだ。やはりパックやタオルに比べると冷たさは劣るが、手軽に持ち運べてどこでもプッシュできる点はありがたい。
冷たさと持続性を比べてみた!
次に、三つの商品を同時に使用し、冷却時間や冷たさを比べてみた。まず、冷たさについては圧倒的に瞬間冷却パックの優勝。次いでクールタオル、冷感ミストとなった。続いて冷却時間。今回は約27度の部屋の床に放置したので、環境や使い方によって全く異なるだろうが、以下、参考にしてほしい。
2分後
3商品とも最初のひんやり感をキープ。ミストは何回もプッシュしたところが一番冷えている。
5分後
冷却パックはまだまだ変わらず。クールタオルは最初よりはひんやり感ないが、最初を100の冷たさとするとまだ70くらいをキープ。ミストはほんのりひんやりしているが、だんだん乾いてきている。
15分後
冷却パックはどんどん冷たくなっている気がする。気のせいだろうか。クールタオルは5分後とあまり変わらず。冷感ミストはスプレーしていないところにくらべれば冷たいかくらいまで、ぬるくなってしまった。
30分後
流石にクールタオルは少しぬるめ。しかし、まだ心地の良い冷たさをキープしている。冷却パックもぬるくなったかと思いきや、袋を揉むと冷たさがやや復活した。
その後も長時間ややひんやりを保っていたが、さすがに1時間以上経つとどれもぬるくなってしまった。